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海外レースに憧れるランナーは多い

ランニングしていると、「いつかは海外の大会を走ってみたい」と思う人は多いでしょう。海外旅行がてら、旅先でマラソン大会に出場するというランナーもいます。

しかし海外は、国内の大会との相違点が少なくありません。トラブルなく大会を楽しむために、ここでは海外のマラソン大会に参加する際の注意点を解説しましょう。


海外マラソンへのエントリー方法

ホノルルマラソンなど大規模な大会ならば、日本語の公式サイトが用意されているでしょう。しかしその数は少なく、開催国の言語のみという大会の方が圧倒的に多いはずです。多国語に対応していても、日本語版が用意されているとは限りません。

特に英語をはじめとして、開催国の言語が分かるという方は、そのまま海外の大会サイトからエントリーすると良いでしょう。ただし、必ず注意事項や規約、大会概要などはしっかり目を通しておいてください。大会の運営方法も日本とは異なる場合があるので、不明点は問い合わせるのも1つの方法です。

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海外のマラソンツアーが実は豊富

もし不安があれば、国内のツアーを利用しましょう。海外の主要なマラソン大会は、その多くで旅行会社などがツアーを組んでいます。エントリーにおける諸手続きはもちろん、大会当日や前後の移動などまでサポートしてもらえるので安心です。

また、同じ大会に出場する日本のランナーと交流を広げることもできるでしょう。


必ず抑えておきたい4つの注意点

それでは具体的に、大会出場時における注意点をご紹介しましょう。ときに予期せぬトラブルも起き得ますが、ここでは4つの点に絞って取り上げておきます。

1)必要物は「現地調達」より「持ち込み」
大会出場で必要なものは、できるだけ日本から持ち込みましょう。もちろん現地で購入することもできますが、宿泊先の近くにお店があるとは限りません。見知らぬ地では、お店を探すだけでも一苦労です。

食べ物なども文化によって味付けや食材が違いますので、慣れない食事にお腹を壊してしまうかもしれません。もちろん持ち込めるものに限りはありますが、マラソン大会に出場するならば、できるだけ国内と同じ環境で過ごせるよう考えましょう。

2)距離表示が「km」ではなく「mile」ということも
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距離表示が「km」とは限らない!

マラソンという長距離レースでは、自分が現在どれだけ走ったのかが気になります。GPSウォッチを利用すれば、海外でも問題なく距離を計測しながら走れるでしょう。しかし中には、コース上の距離表示を頼りに走るという人もいます。

日本人ならば、距離表示は「km」が一般的です。しかし海外では、ときに「km」ではなく「mile」表示ということがあります。ちなみに、1mileは1.609344kmです。あらかじめmile表示かもしれないと頭にあれば、表示を見るたびにアバウトでも「1mileは約1.6kmだから・・・」と計算できます。

しかし、いきなり目の前にmile表示が現れては、頭のなかが混乱してしまうでしょう。距離が分からなくなることでペースが乱れ、走りそのものに影響が出る可能性もあります。

3)国が違えば気候・温度が違う
例えば日本が涼しく走りやすい気候でも、国が違えば真夏のような暑さかもしれません。また同じ気温でも、湿度が異なれば体感温度に影響するでしょう。

海外のマラソン大会へ出場する際には、必ず現地の気候についてよく調べておいてください。大会で着用するウェアや持って走る水分などは、その国に合わせて選ぶことが大切です。もし雨が降りやすいならば、あらかじめ防水・防寒対策などを用意しておきましょう。

4)時差と体調管理
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時計を2つ持って、日本・現地の時間を把握するのもお勧め

国によって時差は異なります。海外の大会でコンディションを保つには、開催国の時間に合わせて身体をコントロールすることが大切です。

そのためには、1~2日前に現地入りして、睡眠時間を含めた生活のリズムを変えるようにしてください。ギリギリの行程を組み、例えば日本時間の夜中に到着してそのまま出走では、寝不足の状態で走ることになります。

また環境が変わることで、体調不良を伴う可能性があるでしょう。気候や食事など細かなことが、心身に負担をかけてしまいます。海外ではいつも以上に体調管理に配慮することが大切です。国内であれ海外であれ、大会を楽しむにはコンディション維持が欠かせません。

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海外でも大会はベストコンディションで

見知らぬ海外の地をマラソンで走ることは、このうえなく素晴らしい体験となるでしょう。しかし体調を崩したり、トラブルで気持ちが沈んだりしては楽しめません。「なんとかなる」と安易に考えず、ここで取り上げた内容を踏まえながら準備を怠らないようにしましょう。

それでも不測の事態が起きたときは、何より慌てないこと。同じ日本人のランナーなど、頼れる人を探してみてください。


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