照明・LED

なぜ低電圧電球は必要?ローボルトで安全とコスト削減(2ページ目)

一般的な空間では100Vで点灯する照明光源が多いです。しかし車両用や庭園照明器具の一部にローボルト用が使われています。ローボルトといっても24V以下が多く、この電圧では、誤って触れたとしても感電の心配がありません。そのためローボルト器具は電気工事の資格がなくても配線できるメリットがあるのです。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド


タカショーガーデン&エクステリアフェア2015

2015年7月29日~30日にかけて東京流通センター(TRC)でタカショーガーデン&エクステリアフェア2015が開催されました。ガーデニング関連製品の企画開発・製造・販売の大手であるタカショーは照明器具も多く手掛けております。その製品の特長はローボルト(R)ライトです。

今回もタカショーならではの新商品が発表されていましたが、おもに12V用LED器具で、一部で24V対応器具もありました。
会場の様子

写真1. 12V用の庭園灯(タカショーガーデン&エクステリアフェア2015より)


展示会場では、ローボルトの効果が体験できるよう、12Vの感電体験の行えるコーナーがありました。12Vといえど少しはビリっとするのではないかと思いながら体験しましたが、全く電気を感じませんでした
12Vの電気による感電体験

写真2. 12Vの電気による感電体験

この体験でローボルトがいかに安全で、ローボルト器具を使用すれば電気工事の資格がない人でも配線が出来、本格的な照明を電気工事費用をかけず可能にすることが頷けます。

メリット

図1. 屋外用器具をローボルトにするメリット


タカショーのローボルト器具には専用のDC(直流)トランスが必要です。これはLEDが直流で点灯するのでAC(交流)100VからDC12Vに変換させるためです。

このトランスは目安として門まわりなど一つのシーンを照明する使用電力10.5Wまで使える(LEDIUSローボルトトランス15W)ものと、同様にいくつかのシーンをまとめて照明する24.5Wまで(LEDIUSローボルトトランス35W)、住まいの外構を丸ごと照明する52.5Wまで(LEDIUSローボルトトランス75W)の3種類があります。すべてのトランスに照度センサーとタイマー機能が付いています。
ローボルトトランス

図2. LEDIUSローボルトトランス 
色は各々、アイボリーとグレイッシュゴールドがあります


また、トランスには保護回路が備わっているため、万が一の漏電の場合でも、室内のブレーカーが落ちないので、安心して照明を入れることができます。配線は、DCトランスを屋外用コンセントの近くに設置し、100Vを12Vに変換されたケーブルを12V用LED器具に接続すればよいのです。

DCトランス

写真3. 壁に設置されている屋外用コンセント(左)と右は10.5Wまで使えるDCトランス(LEDIUSローボルトトランス15W)

トランスから離れた位置に器具を取り付ける場合、W数の合計やケーブルの長さで電圧降下が起こり、LEDが十分に点灯しなくなることもあるため注意が必要です。

そこでタカショーがWEBで公開している、ローボルトシステム拾い出し・見積もり支援ツール「LEDIUS ローボルトプランナー」を活用されることをお勧めします。

これは今まで少し手間のかかっていた電圧降下・許容W数の計算、必要部材の拾い出しから見積書の作成までを、品番と設置したい距離を入力するだけで自動で行ってくれるので簡単にローボルトシステムのプランニングが行えます。

ローボルト商品についての詳細は下記のHPをご覧ください。
株式会社タカショー

図1.図2提供:株式会社タカショーデジテック

【関連記事】
「資格不要! 自分で配線工事のできるガーデン照明」
「一灯でも魅力的な庭に見せる 屋外照明のすすめ」

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