面接が重なったらどう調整する?

5社の面接をはしごしなければいけないほどのハードスケジュール

5社の面接をはしごしなければいけないほどのハードスケジュール

手帳が真っ黒になるほど予定がいっぱい……。そんなハードな日程調整が必要になったとき、過去の先輩はどんな対応をしたのか、その実例を紹介します。
 

直接交渉!Web上では満席の日程に参加できた

ある大手不動産会社の一次選考の通過連絡をうけたYさん。数時間後にマイページから面接日程を確認したら、すでに1つの枠を残してほかの日程は満席。しかしその唯一空いていた枠は、他社の選考に時間帯が重なっていて、一次面接でもう諦めなければいけないのか……とピンチに!

しかし、そこであきらめずに人事の方に直接電話して相談したところ、Web上では満席だった日程に参加させてもらうことができました。
 

電車とタクシーを駆使して5社の面接をはしごした

選考ピーク時、朝、昼、夜と3社の選考をハシゴする人はよくいますが、1日で5社の面接予定をこなすツワモノもいました。Aさんは一番忙しい日には選考から面談まで5社の予定が入っていました。他の人だったら予定をこんなに入れられないよと根を上げてしまうくらいのハードな予定。

しかしAさんは「全部参加します」と、この1日を遅刻せず完遂するため、旅行代理店顔負けの行動スケジュールを組んでいました。スムーズに乗継できるように電車の降り口の下調べから、タクシーの手配まで事前にしていたという用意周到ぶりで予定通り訪問を果たしました。その後、第一志望の鉄道会社に内定しています。
 

地方から参加し、説明会の後にそのまま面接をしてもらった

面接が重なったわけではありませんが、名古屋から東京のWeb制作会社の説明会に参加したTさん。遠方から出て来られるタイミングが限られていたので、説明会後に人事に交渉したところ、次の選考ステップである面接まで進めてもらうことができました。結果的にその会社に入社し、Tさんは大活躍しています。
 

自分から「おかわり」をした人も!

会社の理解を深める機会が持てないくらい面接回数が少ない、ということで面接に進む前に、参加した社員質問会にもう一度参加できないかをお願いして社員から話を聞く機会を増やしてもらった人もいます。

結果的に、その人は社員質問会に3回参加して、20名以上の社員に話を聞けたそうです。企業の理解が深まり志望動機にも説得力が出せた、ということで第一志望だったその会社に内定しました。

それでも動かせない時は優先順位を決める

過去にあった先輩の事例を挙げましたが、もちろん企業の状況によって対応は異なるので、選考の予定が重なってしまうときは当然出てくるでしょう。その時は、やはり優先順位と選考ステップに合わせて選択する必要があります。

一般的に、面接のステップが進むほど人数が絞られていき役職の高い人の予定を調整していくので、日程に融通がきかなくなります。逆に、説明会やグループ面接は、複数名が対象になるので、先ほどのYさんの事例のように満席の日程でも参加できることがあります。自分の志望度と、選考プロセスの進み具合のバランスで検討していきましょう。
 

受け身でなく、自分からもリクエストする姿勢をもつ

社会人として理想のコミュニケーションを!

社会人として理想のコミュニケーションを!

どんな企業に対しても自分の都合だけ押し通そうとするのではなく、企業の運営に手間をとらせない配慮は前提です。しかし、企業から言われる通りで遠慮をし、
諦めてしまうとチャンスを逃すこともあります。

もし志望度が高い企業なら、先方も検討してくれそうな選択肢を考えて、選考日程の調整をお願いしてみるのもいいでしょう。それでも無理なら、「検討ありがとうござました」と丁寧に伝えて納得すればいいのですから。

この調整には、いつもの自分らしさが良くも悪くも出てしまいます。普段から相手に合わせるタイプの人であれば、選考でも企業から言われる予定に無理やり合わせる対応になります。

また、キャパシティが小さかったり、そもそも就職活動に前向きでなかったりする人は、予定が増えてくると無意識のうちに気持ちのうえで抵抗がおこります。その結果、「○○があるから無理」と予定が入れられない理由ばかりが頭に浮かび、これ以上忙しくならないように行動してしまうこともあるのです。

でも、社会人になったあなたは、仕事が立て込んできたらどんなコミュニケーションをとれる人になりたいでしょうか? 社会人になれば、1日、1週間、1か月でやるべき仕事をやりくりできる力がさらに求められます。

選考のスケジュール調整はこれから社会人になる前のいい予行演習として取り組んでみると、日程が詰まってきたときの反応や、行動が変わるはずです。その結果が、先ほど紹介したような先輩の行動につながっていくのです。

選考のタイミングが合うかどうかも、企業とあなたの縁です。だからといって、与えられた状況に対して受け身であきらめるのはもったいないことです。忙しい中でも、縁を大切にしてお互いが歩み寄るコミュニケーションを取っていきましょう。

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