スマホで簡単! 夏の花火をきれいに残そう
そこで今年の夏はそうした失敗をなくすため、あらかじめスマホでキレイな花火写真を撮るためのポイントを押さえておきましょう。
1.花火が綺麗に見える場所を確保する
カメラ設定だけが準備ではありません。撮影する際には目の前に建物や電線など邪魔なものがない場所を選ぶのはもちろんのこと、できれば風上になる場所を選びましょう。風下では花火の煙が流れてきてキレイに撮れなくなります。2.シャッターチャンスは開始直後
花火はクライマックスに近くなるほど盛大になりますが、その頃には煙が立ち込めてキレイな写真が撮りにくくなります。なるべく開始してすぐに写真を撮っておきましょう。3.HDRモードはオフ
HDRモードとは写真をキレイに撮るための機能で、これが入っているスマホもあります。これは花火には向いてないのでオフにしておきましょう。4.ISO感度は100
ISO感度の設定ができる場合は、100もしくは、低い感度に合わせておきましょう。感度を上げて撮影すると、画質がざらついて粗い感じになってしまいます。5.フラッシュはオフ
フラッシュの光は2~4m程度しか届かないので、花火の撮影には必要ありません。フラッシュは発光禁止モードに設定しておきましょう。6.ピントと露出を合わせておく
スマホは焦点を合わせたい場所をタップすると、ピントと露出を自動で合わせてくれます。撮りたい花火のひとつ前に打ち上がった花火でピントと露出を合わせておくことが重要です。7.ズームは使わない
デジタルカメラの光学ズームと違い、スマホはデジタルズームです。デジタルズームでは画質が一気に悪くなってしまいます。8.シャッタータイミングを覚えておく
スマホカメラはシャッターを押してから写真を撮影するまでに微妙なタイムラグがあります。 自分のスマホカメラのシャッタータイミングをつかんでおかないとベストなタイミングで写真を撮ることはできません。花火撮影におすすめなカメラアプリ
備え付けのカメラの画質がイマイチだったり設定が細かく行えない場合はカメラアプリを試してみましょう。ただし、必ずしもカメラアプリの方が優れているわけではありませんので、使い比べて良い方を使うようにしましょう。- ProCamera 8 + HDR
夜景を撮影するためのナイトカメラの使用が花火撮影には向いています。
procamera
iPhone版(App Store)
- 夜撮カメラ
光量の不足する夜景では、どうしてもノイズがのってしまいます。長時間露光すればノイズは消えますが、三脚で固定しないとブレてしまいます。
このアプリではコンポジット合成(マルチショットNR) によってノイズを減らし、なおかつ自動ブレ補正機能によって、手持ち撮影でも綺麗なショットが取れます。
夜撮カメラ
iPhone版(App Store)
Andoroid版(Google Play)
- AfterShutter
Aftershutter
iPhone版(App Store)
Andoroid版(Google Play)
花火大会に行けない人もこれで満足!?なアプリ
忙しくて花火大会に行けない人、花火は好きだけど人ゴミが嫌いという人には「花火大会Here!」をおすすめします。このアプリでは画面上に花火が打ち上げられ、バーチャルな花火大会を楽しむことができます。打ち上げ音や炸裂音もリアルです。背景をカメラモードにすることができるので、自分のいる場所の景色に重ねて花火を打ち上げることも可能です。少々寂しい気もしますが、時と場所を選ばない、遊び心のあるアプリです。
花火大会Here!
iPhone版(App Store)
今年の夏は一味違う花火ライフを
夏は短く、花火の打ち上がる時間は一瞬です。うかうかしてると最高に夏を感じられる瞬間を逃してしまいます。カメラ設定を予習し、使えるアプリをダウンロードして、美しい花火を思う存分楽しみましょう。「2017年関東の花火大会情報~日程と会場~」「全国から厳選!2017年注目の花火大会とその日程」を参考に、行きたい花火大会を探してみてくださいね。