映画界は魔界。『サンセット大通り』舞台裏に潜入！(2ページ目)

 

丁寧に作りこまれた衣裳、セットや小道具。視覚的にも幸せ！

キャストの話や物語の背景などは、公演パンフレットでがっつり書かせていただいたので、そちらをお読みいただくとして、今回、特別にバックステージを見学させていただきました。
鈴木裕美さんの演出ですが、階段と盆によるスピーディでスムーズな場面転換、とても細かいところまで作りこまれた道具類。有村淳さんによる豪華な衣裳など、眼にも幸せな作品！観るものをハリウッドに連れて行ってくれます。

衣裳　COSTUME　

ノーマのドレス。家でもパーティみたいな扮装で過ごしているノーマ。大女優ならではの豪華さです。






このアニマル柄は象徴的なノーマのドレスのひとつ。近くで見ると、織りが入った凝った布地です。

ノーマのピンクのドレスは同じデザインでも、安蘭さんと濱田さんでは若干、色が違うことに気付かれましたか？安蘭さんはこのオレンジがかったピンク。
濱田さんは青みピンク。こうして見ると、印象がずいぶん違いますね。
白のドレスには繊細なモチーフが。
ノーマの靴。ドレスだから足元は見えないかと思いきや、ちゃんとドレスに合った素敵な装飾のついた靴を履いていらっしゃいます。
ジョーのスーツ。これはシンプル。
ノーマがジョーに仕立てさせた、大晦日のタキシード。
ジョーの靴。白黒ツートンが印象的。
ジョーの中折れ帽。男性のハット姿は素敵ですね。
ベティのジャケット。当時の働く女性をイメージさせますね。

ウィッグ　WIG

ウィッグさんの部屋。様々なウィッグが所狭しと並んでいます。公演が終わると、即お手入れ。
ノーマのヘッドドレス。真ん中の孔雀の羽は、くすぐったがっているジョーを思い出します。
綜馬さん演じるマックスのウィッグ。こちらのヘッドもハンサム！