キーボード
Surfaceシリーズの特徴として、タイプカバーを付けることで、カバーとキーボードを兼ねる仕様となっている。ただ、Surface 3ではタイプカバーは別売りとなっているため、コストを抑えるためにはタイプカバー以外の他社製キーボードを使う、という選択肢もある。ここではモバイル利用を考えて、Bluetoothキーボード「iBUFFALO BSKBB15」を使ってみた。Surface 3はキックスタンドが背面についており自立するため、このような外付け型のキーボードを利用しても使いやすい。
マウス
Surface 3は画面タッチによる操作が可能のため、必ずしもマウスは必須ではない。ただ、エクセルなど細かい作業をする場合は、マウスがあった方が作業がしやすいだろう。ここでは、モバイルで操作のしやすい小型のBluetoothマウス、「サンワサプライ MA-BTLS21」を使ってみた。ディスプレイアダプター
Surface 3を使ってプレゼンテーションなどをする場合、画面出力をする必要がある。Surface 3にはディスプレイポートが付いており、純正の「Mini DisplayPort-VGAアダプター」が利用可能だ。ここでは、安価なディスプレイアダプター「BUFFALO GX-DVI/U2AI」を利用してみたところ、残念ながら画面が出力されなかった。同じWindowsタブレットの「レノボ Miix 2 8」ではGX-DVI/U2AIが稼働しているため、ドライバーソフトの問題だろうか。そこで、代わりにMacBook Airにて利用している「アップル Mini DisplayPort-VGAアダプター」を使ってみたところ、利用ができた。安価という趣旨からはずれてしまうが、手持ちの機器を流用したということでご了承願いたい。
充電アダプター
Surface 3はUSB充電に対応しており、充電アダプターは本体に同梱されている。しかし、モバイルシーンで使うにはスマートフォンで使っているUSB充電器などを流用したいところだ。ただ、充電の条件がスマートフォンと比較して厳しくなっているようで、出力が2A以上ないと、使用しながら充電は難しい。ここでは、「Anker 40W 5ポート USB急速充電器 ACアダプタ」を利用してみた。5ポートの内、2ポートが2.1A出力のため、Surface 3の充電で利用ができた。
スタイラスペン
Surface 3は、スタイラスペンによる入力が可能だ。このスタイラスペンは、タブレットで一般的に使われているWacom仕様ではなく、N-Trigという仕様のため、互換性のあるペンを探すのが非常に困難だ。ソニーのVAIOなど、一部の機種で使われているのみとなっている。コスト的なメリットもあまりないため、スタイラスペンに関しては、純正製品「Surfaceペン」を使うしかないだろう。以上、Surface 3の周辺機器の利用方法を紹介した。タブレットをノートパソコン並みに活用する上では周辺機器が必須のため、自分の用途に合ったコストメリットのある周辺機器を活用しよう。