褒め方NG2: 結果や才能を褒める

「優勝したなんて才能あるわ!」「100点とって賢いわね!」など、「結果」や生まれ持った「才能」を褒めることが、子供の成長にとってマイナスに作用してしまうというのは、多くの研究が示しています。なぜでしょう?

それは、結果や才能というのは、子供自身で常にコントロールできるものではないためといいます。いつも優勝したり、100点を取るなんてことはできません。また才能や賢さとは程遠く見える失敗も通り、それでも続けるからこそよい結果に繋がることもあるものです。

子供にとって、頑張ってもどうなるか分からないことを褒められても、次回へのやる気には繋がらないのです。それどころか、「才能ある」や「賢い」といった評価を損なわないために、より難しい課題へ挑戦することを避けたり、失敗を恐れるようになることもあります。

「やり抜く力」や「努力」など、子ども自身がコントロールできると感じることを、褒めてあげましょう
「途中少し弾き間違えたけど最後まで諦めなかったの、ママ偉かったと思うわ。 ピアノコンクール優勝おめでとう!」「1週間ゲームの時間を減らしてたくさん勉強して頑張ったね。満点嬉しいね!」こうした言葉がけによって、次回も頑張るぞ!というやる気へ繋げていきましょう。

 

褒め方NG3: 簡単過ぎることを褒める

大した努力をするでもなくさっとできてしまうことを褒められても、そうは嬉しくないものです。かえって、「自分にはこれぐらいしかできないと思っているのかな」と少し不満に感じる子もいるでしょう。

また昨今の研究では、褒め過ぎは、「ナルシスト」を生み出してしまうという報告もあります。その子に合ったハードルを越えた時に、褒めてあげましょう。

 

褒め方NG4: 既に好きでやる気に溢れていることを褒める

夢中になっていることは褒めなくてもいい

夢中になっていることを褒め続ける必要はありません。

例えば、昆虫が大好きで、時間があれば昆虫図鑑を読んでいたり、地面を這う虫を観察したりとしているところ、「昆虫のこと調べて偉いわねえ!」と褒められても、本人にしてみればピンとこないかもしれません。

それどころか、褒められることが続くと、せっかく情熱を持っていたことへも、興味を失ってしまう場合があると示す研究もあります。

これは、内面から湧き出る情熱に突き動かされ自発的にしていた行為が、褒められるという外からの「報酬」と結びつくことで、元々あった好奇心や探究する喜びが萎えてしまうためと説明されています。褒められ続けることで、やる気の源がいつの間にか「褒められるため」へとすり替わってしまう場合があるというのです。

子供が興味を持ち没頭しているようなことは、そっとしてやる、時々褒める、楽しそうに話を聞いてやるぐらいがいいでしょう。

 

褒め方NG5: 他人と比較して褒める

「○○ちゃんに勝つなんてすごいじゃない!」特に負けず嫌いな子は、こうした周りとの比較の言葉をかけられると、一気にやる気の炎を燃え上がらせます。それでも長い目で見るのなら、あまり効果的な方法ではありません。

勝ち負けの世界は、勝ったり負けたりを繰り返すもの。いつも勝てるわけではないですし、またどんなに勝ったとしても、常に上には上がいます。他人に勝つことがやる気の源になってしまっては、負けた時点でやる気を失ってしまいます。

比べるのは、過去の自分とにしましょう。「2ヶ月前はあんな遠くまでボールが届かなかったのに、上手になったね!」と、以前の自分と比べる言葉をかけてあげましょう。


大好きなお母さんお父さんに褒められた時の、ぱっと輝く子供達の誇らしげな表情。褒め方に少し心を配り、自信とやる気を育み、子供達が生き生きと羽ばたいていくのをサポートしていきたいですね。

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。