怪しいか、怪しくないで迷ったら……

3つめは、確かに熱心に募金活動をしてはいる……、聞き慣れない団体だけれども、サイトを見ると、活動報告もされてはいる……。

それでも「本当に大丈夫?」と判断がつきかねる活動。実はこのパターンで迷う方が最も多いのではないでしょうか?

ときには「これもボランティアなの?」と思うような活動で募金を集めていることもあります。「おかしい」という目で見てしまうと、集めている人すら、怪しい人に見えてしまってくるのも人間の悲しい習性です。

そういった場合のガイドの答えは1つ。「協力する必要はありません」です。

募金は「協力したい」と思ってする自発的な活動です。「信用できるのかな……」と不安を抱えながら、するものではありません。

ただ、だからと言って、その活動を
「ニセ物だ!」
「そんな支援活動はあり得ない」
と言い切ることもできないのです。

それは「ボランティア活動」には社会のためになる自発的な活動といった4つの基本精神があるだけで、これといった定義はなく、活動の内容は非常に多彩であるためです。

ボランティアに福祉や環境保護などのイメージが強いと、耳慣れない活動に違和感を覚えるかもしれません。
「これが、ボランティアなの?そんな活動聞いたことない。」
と思うような活動に出くわすこともありますが、基本精神に則っていれば、それはやはりボランティア活動だといえるのです。

特に、東日本大震災が津波による広範囲の地域が被害を受けたことに加え、原発事故の影響も長期化していることで、これまでにはないような活動も生まれてもいます。

その中には「それも被災地支援なの?ボランティアなの?」と思われてしまいそうな活動もあるかもしれません。でも、それが被災地を少しでもよくすることにつながる活動であれば、ボランティア活動なのです。

「そうか、被災地ではこういうことも支援を求めているんだ」
と共感できれば協力すればいいですし、
「こんな支援活動が成立するわけない」
と、信用できなければ協力する必要はないのです。

募金箱にお金を入れるの入れないのもあなた次第。協力するもしないも自分の意思で行う。それもボランティアの基本精神です。

このことを常に頭に入れておき、信頼できない活動に出くわしたら、協力しないという自衛手段を取るのが一番です。

ニセ募金かどうかの見分け方はガイド記事「ニセ街頭募金活動にご注意!見極めるコツは?」に、募金先を探すコツを「上手な募金探しの基本」にもまとめています。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。