クロアチア/クロアチア基本情報

碧い海で思いっきり泳ぐ!クロアチアのビーチ事情(2ページ目)

青く澄み渡るアドリア海。せっかくクロアチアに行くなら、波音に耳を傾けながらビーチでのんびりくつろいだり、海で泳いでみたいという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、クロアチアのビーチの特徴、ビーチを楽しむために気をつけたいこと、ビーチに持って行きたいものをお伝えします。

小坂井 真美

執筆者:小坂井 真美

クロアチアガイド

トイレやシャワー

クロアチアビーチ

人がたくさん集まるビーチには簡易トイレやシャワーが設置されていることが多い

クロアチアのビーチは、近くに簡易トイレが設置されている場合もありますが、基本的に公衆トイレはありません。必要な場合は、ビーチ近くのカフェやレストランで使わせてもらうことになりますが、中にはトイレの使用は“customer only(カフェ・レストラン利用のお客様のみ)”という所もあるので、その場合はドリンクだけでもいいので注文するようにしましょう。快く無料でかしてもらえた時は、お店を出る時、店員さんに「フヴァラ(ありがとう)」と一言伝えたいですね。

また海水浴を楽しんだ後はホテルに帰る前にさっとシャワーを浴びたいという人も多いと思います。たくさんの人が利用する人気のビーチなどでは無料の公共シャワーがありますが、なかにはシャワーがないところも。また、日本のように温水シャワーのあるところは稀で、冷水のみのところがほとんどです。砂のビーチが少ないクロアチアでは、体が砂で汚れることはありません。ビーチにシャワーがない場合や、冷たい水で体を冷やしたくないという人は、海から上がった後タオルでさっと体を拭いて服を着て、ホテルに帰ってからシャワーを浴びましょう。

ヌーディストビーチの誕生地

クロアチアは知る人ぞ知るナチュラリストビーチ(ヌーディストビーチ)の先駆国! 特にイストラ半島のコヴェルサダ(Koversada)はヨーロッパ最大のナチュラリスト用のキャンプ場があり、国内には30を超える「FKK」と表示される公認のナチュラリストビーチやキャンプ場が存在します。そんなクロアチアには、夏になるとドイツやイギリスなどヨーロッパ諸国をはじめ、世界中からナチュラリスト達が身も心も完全に自然へ開放するためにやってきます。「日本ではなかなかできない体験、ぜひ行ってみよう!」という方は、写真・ビデオ撮影をしない、他人の体を凝視しないなど、みんなが快適に楽しめるようにしっかりとマナーを守りながら楽しんでくださいね。

クロアチアでダイビング

日本ではまだあまり知られていませんが、ダイビング好きの方にも魅力的なクロアチア。岸から海の底が見えるほど、驚く程海の透明度が高いクロアチアのアドリア海はダイバーたちに人気です。水温がそんなに高くないため「カラフルな熱帯魚がたくさん見られる!」というわけではありませんが、多種多様な海の生物が生息し、透明度が高いため海の中をはっきりと見ることができます。そして人気の最大の秘密は海底に沈んだ船! 特にドゥブロヴニク付近では多くの沈没船が海底に眠っており、ダイバーたちの冒険心を掻き立てます。

>>>次はビーチでのルールやマナー、身の回りの品について気をつけたい点についてお伝えします

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます