庄内地方の伝統料理 笹巻きの作り方

所要時間:60分以上

カテゴリー:その他ちまき

 

我が家に伝わる「げんこつ巻き」

笹巻きの巻き方にはげんこつ巻き、たけのこ巻き、三角巻きがあり、各家庭ごとに得意とする巻き方があるようです。我が家は昔から「げんこつ巻き」で、祖母も、母もその巻き方しかしなかったので、私もこれしかできません。今日は、そのげんこつ巻きの巻き方を詳しく紹介いたします。

笹巻きの材料(50個分

主材料
もち米 一升
重曹 小さじ2/3~1
↑のもち米の他に、笹の葉100枚、いぐさ50本(長ければ25本)使います。

笹巻きの作り方・手順

笹巻き(げんこつ巻き)の巻き方

1:巻くまでの下準備

巻くまでの下準備
笹の葉は裏表をきれいに洗う。いぐさは一晩水につけておく(丈夫になる)。もち米はといで一晩水につけておき、ザルに上げる。
乾燥笹は、重曹少々入れたぬるま湯に浸して戻す

2:葉の両端を両手で持って左右を合わせ、円錐形にする

葉の両端を両手で持って左右を合わせ、円錐形にする
笹の葉の両端を左右の手で持って、葉をくるんと丸めるように合わせて円錐形にする。
円錐形の先に穴が開かないよう気をつける

3:葉をもう一枚持って、円錐形にした葉にくっつける

葉をもう一枚持って、円錐形にした葉にくっつける
左手で円錐形を保ったまま、右手で葉をもう一枚取って、とんがってる側を下にして円錐形の先と重ねて合体させる。

こちらも参考にしてください。

4:米を7~8分目入れる

米を7~8分目入れる
もち米を7~8分目まで入れる。

5:向こう側の笹の葉を手前に折り曲げる

向こう側の笹の葉を手前に折り曲げる
(4)の画像で、左手の親指で押さえてるポイントを、右手の親指と人差し指に持ちかえ、空いた左手で円錐形の部分を持って軽く押さえつつ、向こう側の笹の葉を手前に折り曲げる。

6:蓋をする感じで覆い、葉の真ん中を折る

蓋をする感じで覆い、葉の真ん中を折る
手前に折った笹の葉で米を覆ってかぶせ、葉の真ん中を山折りにする。

7:折った葉をむこう側に折り曲げる。

折った葉をむこう側に折り曲げる。
(6)の右手の親指と人差し指でつまんでる部分を、向こう側にきゅっと折り曲げる。

8:イグサをグルグル巻く

イグサをグルグル巻く
(7)の画像の、左手親指と右手親指を結ぶ線上にイグサの端を渡し、グルグルと3回、きつめに巻く。

9:玉結びで止める

玉結びで止める
玉結びで止める。
イグサが長い場合は、もう片方でも巻く(両側に笹巻きがぶら下がる)

10:巻き終わり

巻き終わり
一升で約50個できる。

11:イグサが無い場合はタコ糸で

イグサが無い場合はタコ糸で
イグサが手に入らない場合はタコ糸で。
1個ずつ巻いたら、5個をひとまとめにする

笹巻きを煮る(茹でる)

12:大鍋に笹巻きを入れ、たっぷりの水と重曹を入れて加熱

大鍋に笹巻きを入れ、たっぷりの水と重曹を入れて加熱
大鍋に笹巻きを入れ、笹巻きがすっぽりかぶるくらいの水を入れ、重曹を小さじ1ほど入れ、落とし蓋をして強火で加熱する。

13:沸騰したら火を弱めて3時間煮る

沸騰したら火を弱めて3時間煮る
沸騰し始めたら火を弱め、常にふつふつと沸き上がっている状態にして、3時間煮る。途中で水が少なくなれば、湯を足してやり、笹巻きが顔を出さないように気をつけながら煮る。
やや強めの弱火。ふきこぼれるほど強くはせず、煮立たないほどの弱火にもしない

14:そのまま1時間ほど蒸らしてから、引き上げる

そのまま1時間ほど蒸らしてから、引き上げる
3時間煮たら火を止め、そのままの状態で1時間蒸らしてから、湯から引き上げる。
蒸らし時間を取ると、柔らかく仕上がる

15:ザルの上で湯切り

ザルの上で湯切り
ザルの上で湯を切る。

16:吊るして乾かす

吊るして乾かす
水気がほぼ切れたところで、吊るして乾かす。
針金ハンガーを利用

笹巻きの食べ方

17:笹の葉をむいて、黒蜜の中に落とす

笹の葉をむいて、黒蜜の中に落とす
鍋に黒砂糖とかぶる位の水を入れて加熱して溶かし、少し煮詰めて黒蜜を作る(冷めると濃度が出る)。きな粉に砂糖適量と塩少々を加えて混ぜる。笹巻きは、葉をむいて黒蜜の中に落とす。

18:黒蜜をつけて

黒蜜をつけて
黒蜜の中で転がして、全体に黒蜜をつける。

19:きな粉をまぶす

きな粉をまぶす
黒蜜をつけたらきな粉の上に取り出し、全体にまぶしつける。

20:完成

完成
いただきます。

ガイドのワンポイントアドバイス

笹の葉を円錐状に丸めたときに、先っぽに穴が開いてると煮てる途中でお米が出てしまうので気をつけましょう。ただし、ヒモが外れない限り、全部出てしまうことはないので、ゆったりと作ってみてください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。