Daft Punk X UNIQLOコラボ

ダフト・パンクのヘルメットから始まったスペースディスコの旅をさらに続けていきます。ちなみに、ユニクロのMusic Iconsシリーズの一つとして、ダフト・パンクのTシャツ4種類が5月上旬から発売されています。個人的には、「ピラミッドのステージで演奏するダフト・パンク」柄とか追加してほしい~。ロトチェンコやリシツキーなどのロシア・アヴァンギャルドのTシャツとか、ユニクロはニッチなところも果敢に攻めてきますね。いつか、クラフトワークとかも出して欲しいなぁ。

Music IconsグラフィックT (Daft Punk) (UNIQLO)

ダフト・パンクよりずっと前にヘルメットだった奴ら (All Aboutテクノポップ)
『スター・ウォーズ』とスペースディスコのカンケイ (All Aboutテクノポップ)

フランスは宇宙を目指す

さて、スペースディスコ系のコンピレーションは幾つか存在しますが、その中でもフレンチに絞り込み選曲の妙が感じられるのが、『Cosmic Machine』。スペースディスコという名前は使われていませんが、ここまでに紹介したスペース(Space)やドロイズ(Droids)も収録しています。ちなみにコズミックディスコという言葉が、スペースディスコとほぼ同じ意味で使われます。今後検証していきますが、70年代、世界、特にフランスのダンスフロアは宇宙的コンセプトに満ち溢れていたのです。

Cosmic Machine - A Voyage Across French Cosmic & Electronic Avantgarde (1970-1980) (amazon.co.jp)
cosmicmachine

Cosmic Machine


DVWBとは?

幾つか注目すべきアーティストがいますが、先ず注目したいのが、DVWBの「Aqua」。DVWBとは、ダニエル・ヴァンギャルド (Daniel Vangarde)とワリー・バダロー (Wally Badarou)のコンビ名義。これ以外の曲は見つからず、現在このコンピでしかこの音源は聴けません。ヴァンギャルドの息子は、トーマ・バンガルテル (Thomas Bangalter) …つまりダフト・パンクの一人です。フランス生まれのバダローは、ソロとしても活動しつつ、Tom Tom Club、M、Level 42などのセッション・シンセ奏者としても活躍しました。「Aqua」は、ヴォコーダー・ヴォイスで歌われたクレオール系テクノポップまたはエレクトロズーク。かなりマニアックですが、広義のスペースディスコとしておきます。

Aqua (YouTube)

ヴァンギャルドのことをさらに知るのにお勧めなのが、イギリスの雑誌「DAZED」がSoundCloudで公開した「Daniel Vangarde 1971 - 1987」。ここでは、ヴァンギャルドのソロ作や彼がプロデュースしたオタワン (Ottawan)など、約1時間のミックスが楽しめます。

Daniel Vangarde 1971 -1987 (SoundCloud)