落ち着ける畳コーナーと寝室
1. 大きな空間の下に造られた縁なし畳2枚の小さな空間。南側に地窓と東側に小さな窓を設けている。写真:篠沢裕 |
2. 西側には宙に浮いたように見える収納が設ある。下の床は松縁甲板張り。壁は珪藻土と和紙の腰張り、天井はサツマヨシ張り。写真:篠沢裕 |
3. 寝室の上部はガラスで仕切られている。引戸を開ければダイニング、洗面所、キッチンに廻ることができる。 |
リビングの真ん中には広い空間とは対照的に天井の低い畳コーナーがあります。広さは約2帖。縁なし畳が2枚敷かれ、引戸で閉じることができる落ち着ける空間です。外観正面に現れている張り出しがこの茶室のような空間ですが、今ではお孫さんのお気に入りの部屋になっています。
寝室はこの家の最も深い所に位置しています。低めの片流れの天井と庭を眺める窓のある落ち着ける空間です。
◆建築データと建築家プロフィール