『DOWNTOWN FOLLIES Vol.10』
5月26~31日=ルミネtheよしもと『DOWNTOWN FOLLIES Vol.10』
島田歌穂さん、玉野和紀さん、吉野圭吾さん、北村岳子さんというミュージカル界の実力派たちが、歌とダンスとスケッチ(寸劇)を高平哲郎さんのお洒落な構成・演出で魅せる最強ミュージカル・レビュー。2年の沈黙を破り、その10回目の公演が行われます。
今回は4人のオリジナル・メンバーに加え、振付家としても活躍する平澤智さんも出演。ミュージカルナンバーからスタンダード、歌謡曲までを歌いあげ、バレエもタップもヒップホップも踊り、時事ネタを取り入れたコントもこなし…と、2時間ほどの舞台に驚きと感動、そして笑いをぎゅっと凝縮し、届けてくれます。芸達者の面々だからこそ可能なとびきりゴージャスなショー、一度観れば中毒になる方、多いようですよ!
『DOWNTOWN FOLLIEES Vol.10』写真提供:よしもとクリエイティブエージェンシー
見渡せば「大人」の方々が圧倒的に多い客席。彼らが深く、ゆったりともたれる姿にはリラックス感が漂い、今回10回目を重ねたこのシリーズへの信頼感が見て取れます。
『DOWNTOWN FOLLIEES Vol.10』写真提供:よしもとクリエイティブエージェンシー
『DOWNTOWN FOLLIEES Vol.10』写真提供:よしもとクリエイティブエージェンシー
『DOWNTOWN FOLLIEES Vol.10』写真提供:よしもとクリエイティブエージェンシー
『DOWNTOWN FOLLIEES Vol.10』写真提供:よしもとクリエイティブエージェンシー
『DOWNTOWN FOLLIEES Vol.10』写真提供:よしもとクリエイティブエージェンシー
『ジーザス・クライスト=スーパースター』
5月30日~6月21日=自由劇場『ジーザス・クライスト=スーパースター』
アンドリュー・ロイド=ウェバー(作曲)&ティム・ライス(作詞)が、キリスト最後の7日間をユダの視点からシンプルかつ鮮烈に描きだし、発表時から現在に至るまで、多くの若者たちのハートを鷲掴みにしている作品。“ロック・オペラ”というジャンルばかりでなく“レコード発売でヒット曲を生み出してから舞台を製作”という図式を確立し、ミュージカル史に大きな足跡を残した名作が今年も帰ってきます。
劇団四季版にはリアルな「エルサレム・バージョン」と和風のビジュアルと音楽アレンジでドラマの本質部分を照らし出す「ジャポネスク・バージョン」の2演出がありますが、今回は「エルサレム・バージョン」が登場。現代音楽からチャールストンまで、当時はまだほとんど無名だったロイド=ウェバーがボキャブラリー豊かに書いた音楽の渦の中で、悶え、苦悩する人々のドラマを、自由劇場という客席500程度の濃密な空間で堪能しましょう!
*次頁で『秘密の花園in concert』をご紹介します!