スムーズな英語の会話を続ける鍵は「あいづち」にあり
みなさんは、英会話でこんな困った経験をしたことはありませんか?A: How are you?
B: Good! And you?
……(沈黙)
A: Where are you from?
B: England.
A: I see.
……(沈黙)
1文か2文で何度か相手とやり取り出来ても、そこからが続かないという経験は、ガイドもたくさんあります。すぐに沈黙が待っているんですよね!
今回の記事は、そのような状態から抜け出す方法のひとつとして「あいづち15選」をまとめてみました。
そもそも英語と日本語の「あいづち」は同じ?
うーん、会話が続かない…
一方、英語では、相手の発言が一応のまとまりになる頃合いに、「意見・感想・賛同・反対・コメント・質問」という具体的な意味合いをもって、あいづちを打つ傾向にあります。
ですから、日本語のような「頻繁なあいづち」は誤解のもとになりやすいのです。特に「はい」を直訳して'Yes'というのは、典型的なカルチャー・ギャップを生みかねません。
日本語の「はい」は、「はい(あなたの言うことをわたしはちゃんと聞いています)」なのに対して、英語の'Yes'は、「はい(あなたの言うことには賛同します)」というニュアンスがあるからです。
ですから、英語のあいづちをうまく打つためには、逆説的になりますが「頻繁にあいづちを打たない」のがコツということになります。その代わり、相手が一通り話し終わるまでじっと聞き、やたらとうなずくのもやめて、話を聞いている間はしっかり相手の目をみることをお勧めします。
発言の内容にひと区切りあるときに、「なんらかの意味を持って」相づちを打つようにしてみましょう。そうすれば、自然とあいづちの回数は少なくなります!
英語であいづち15選
それでは実際の英語のあいづちを見てみましょう。日本語に比べると、あいづちをそれほど打たないこともあり、それほど種類は多くないことがおわかりいただけると思います。いくつかの種類に分けてご紹介します。「賛同」を示すあいづち
1. わかりました。 Understood.2. そうですよね。That's correct. / That's right.
3. まったくその通りです。 Absolutely.
「理解している」ことを伝えるあいづち
4. うん。 Yeah/Uh-huh.5. そうですか。 I see.
6. そうなんですか。 Is that so?
7. なるほど。 I see.
8. へえー。I see.
「いいね!という気持ち」を表現するあいづち
あいづちで会話をスムーズに
10. 素敵! Nice!
11. それはすばらしいですね。 That's wonderful.
12. 信じられない!Unbelievable!
13. それは面白いですね。 That's interesting.
「励ましやなぐさめ」を伝えるあいづち
14. それは大変でしたね。 That's too bad.15. ありえない! No way!
いかがですか?
場面場面に応じたあいづちを活用して、会話の沈黙をうまく回避する一助としてくだされば幸いです。