イタリアのホテルの設備
日本とは少々勝手が異なるイタリアのホテル。到着してから戸惑わないように……
ダブルベッドは「マトリモニアーレ」、ツインは「ドッピオ」
■イタリアのホテルでは、お湯がなくなる?
イタリアでは、タンクに貯めた水を電気で沸かして、シャワーなどのお湯に使うのが一般的でした。そのため、以前はホテルでも宿泊客が大量にお湯を使用する時間(夜や朝)には、お湯が足りなくなることがありましたが、最近はガス湯沸かし器が浸透しているため、お湯がなくなるトラブルはほとんどなくなっています。
蛇口の表示がC=熱湯(Caldoカルド)、F=水(Freddoフレッド)です。CはコールドのCではないので、お気をつけ下さい。
■バスタブよりシャワーが主流
ビデはトイレではありません
ブルガリやエトロのブランド・アメニティが使われていることも
ちなみに、日本のホテルによくある浴衣やパジャマもありません。
■デジカメ・携帯の充電には、プラグ交換アダプターが必要
イタリアのコンセントは「C2タイプ」と呼ばれる二つの丸いプラグになり、日本のプラグは使えません。携帯やデジカメ、PCの充電には、変換するアダプターが必要です。また、電圧も日本とは異なり220Vのため、電気製品の充電機に変換アダプターがない場合は、持参する必要があります。
通常、PCやデジカメの充電機には対応のアダプターがついていますので、プラグに「C2タイプ」のアダプターを設置すれば、そのまま使うことができますが、イタリアの電流は一定ではなく、ときどき強烈に電圧が上がることもあります。私は、念のため常に電圧変換アダプターも併用しています。