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ネットワークオーディオでこんな事もできる

ネットワークオーディオは、NASに保存した音楽ファイルを再生できるだけではない。手持ちのWindowsマシンに保存した音楽ファイルを再生したり、iPhoneやAndroidスマホで再生した音楽を無線でネットワークオーディオに送信することもできる。今回の記事は、先回の記事で紹介したマランツの「NA6005」を使って、ネットワークオーディオでさらにできることを紹介しよう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

ネットワークオーディオは、NASに保存した音楽ファイルを再生できるだけではない。手持ちのWindowsマシンに保存した音楽ファイルを再生したり、iPhoneやAndroidスマホで再生した音楽を無線でネットワークオーディオに送信することもできる。今回の記事は、先回の記事で紹介したマランツの「NA6005」を使って、ネットワークオーディオでさらにできることを紹介しよう。

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ネットワークオーディオに必要な機材と設定方法

WindowsマシンをNASの代わりに利用できる

Windowsマシンの音楽ファイルが表示された

Windowsマシンの音楽ファイルが表示された

ネットワークオーディオを導入する際に、ネットワークプレーヤーとNASを同時に購入するとなると予算的にハードルが高いかもしれない。

そこで、最初は手持ちのWindowsマシンをNASの代わりに利用してみよう。これは、WindowsマシンもDLNAに対応しているからだ。ただし、DSDファイルは配信できない。以下、手順を挙げる。

1. Windows Media Playerを起動してCDをリッピングしておく。CDをドライブに入れ、「CDの取りこみ」ボタンを押せばよい。

CDのリッピング

CDのリッピング


2. 「ストリーム」→「そのほかのストリーミングオプション」を選択する。

3. ネットワークプレーヤーNA6005の項目を「許可」に設定する。

DLNAで接続していれば名前が表示される

DLNAで接続していれば名前が表示される


4. NA6005のリモコンにある[MUSIC SERVER]ボタンを押す。

5. Windowsのコンピュータ名を選択する。

NA6005にコンピュータ名が表示される

NA6005にコンピュータ名が表示される


あとは、通常の手順で選曲すればよい。

このほかに、NA6005のRemote play機能を利用すると、Windows Media Playerを操作することで、指定した音楽ファイルをNA6005で再生することもできる。

下の図を拡大してみよう。Windows Media Playerに「Marantz NA6005」というフレンドリ名が表示されていることが分かる。フレンドリ名を選択すると、NA6005で再生が始まる。

Remote play機能を使って再生する

Remote play機能を使って再生する


インターネットラジオが聴ける

インターネットラジオとは、インターネット上で配信されていラジオ放送のことだ。NA6005をインターネットに接続すれば世界中のインターネットラジオを聴くことができる。聴くことのできる配信形式は、 WMA/MP3/MPEG-4 AACとなっている。

ガイドのお気に入りは、スコットランドの音響機器メーカーであるリン プロダクトが運営する「Linn Classical」だ。クラシックの名曲を高音質で聴くことができる.。

NA6005で聴くには、「ラジオ局の検索」→「ジャンル」→「クラシック」→「高音質なラジオ局」で検索できる。ほかにも多数の音楽ラジオ局がヒットするので、興味が尽きない。

Linn Classical

Linn Classicalでクラシックを堪能できる。


この他に、NA6005にアンテナを接続すれば近隣のAMやFMラジオを聴くこともできる。

次は、iPhoneやAndroidスマホとの連携について紹介しよう。

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