午後は上海らしさのあるカフェ三昧
午後はメールチェックでもしながら、カフェでのんびり休憩したいところ。チェーン店から個人店までたくさんのカフェがありますが、せっかくなら日本では飲めないドリンクを試してみませんか? あるいはオーナー夫妻と会話を楽しめる、知る人ぞ知るコーヒー店なども一人旅にぴったり。いずれもWi-Fiを完備した快適なお店です。明るいうちから紹興酒モカ!スイーツ代わりになる中国酒カフェ
紹興酒入りの「花彫モカ」で一人旅に乾杯~。暑い季節は白酒入りフローズンドリンクがおすすめ。
たとえば紹興酒を使った「花彫モカ」や白酒入りのフローズンドリンク「二鍋頭Chillino」、キンモクセイのリキュール桂花陳酒を使ったチョコレートドリンクなど。白酒はアルコール度が50度以上。使用量は0.5オンス(約15ミリリットル)とはいえ、お酒に弱い人は軽く酔ってしまうかも。
値段は各48元。いずれもスイーツ代わりになりそうな甘いドリンクです。
コーヒーメニューのほか、パニーニやスイーツなどのフード類も充実。市内に40店舗ほど展開しています。
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■太平洋珈琲(Pacific Coffee)
住所:湖濱路202号 企業天地1F ※市内に支店多数
TEL:021-6090-1031
営業時間:7:30~21:30
アクセス:地下鉄1号線「黄陂南路」駅より 徒歩5分
塩ジャスミン茶で中国茶の新たな味わいを発見
抹茶ケーキに生ビール? ではなく、塩ジャスミンアイスティー(29元)。思わずゴクゴク飲み干してしまいそう。ホットもあります。
店内はまるでコーヒーチェーンのような雰囲気。お茶や上海などに関する閲覧自由の書籍も置いてあり、一人で何時間でも過ごせそう。
このお店の看板メニューは海岩ジャスミン茶に海岩烏龍茶、海岩緑茶など、「海岩」という名前のついたオリジナルのドリンク類。甘くてしょっぱい塩入りクリームが中国茶の上にのせられ、なんとも独創的でやみつきになりそうな味わい。もちろん、烏龍茶に鉄観音茶、金駿眉(中国紅茶)といった、クリームなしの普通の中国茶もあります。
ドリンクのほかにもお茶を使ったスイーツや、ごはんや麺類などのフードメニューも揃っています。とても使い勝手のいいカフェです。
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■茶香書香(Cha Story)
住所:浦東新区富城路28号 ※ほか市内に3店舗
TEL:021-5068-5875
営業時間:9:30~22:30
アクセス:地下鉄2号線「陸家嘴」駅より 徒歩8分
知る人ぞ知る、住居エリアにある秘密のコーヒー店
上海にはこういった昔ながらの住居区内にあるお店が多く、また面白いんです。
お店は4席のカウンターとテーブル席、テラス席の小さなつくり。嬉しいことに、ここのオーナー夫妻はどちらも日本語が上手です。アートにも造詣が深く、店内には中国のアーティストの作品や書籍も置かれています。
コーヒーはマンデリンやイルガチェフなど、スペシャルティーコーヒーが10種類ほど揃います。日本で飲んだコーヒーのおいしさに感動し、アモイでコーヒーを勉強したという奥さんの袁さんが一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れてくれます。一杯50元ほどしますが、旅先で心のこもったコーヒーと会話を楽しめる素敵なお店です。
※こちらのお店は閉店しました。(2015年5月25日更新)
コーヒーカップは景徳鎮で活動する若いアーティストによるもの。自家製のチーズケーキやスコーンも人気。
■ING Cafe
住所:安福路275弄9号B
TEL:186-2132-6811
営業時間:11:00~21:00(土日は~18:00) 月曜、火曜定休
アクセス:地下鉄7号線「常熟路」駅より 徒歩13分
次ページでは一人で楽しめる上海料理レストランと居酒屋風四川食堂を紹介します。