景徳鎮を扱うキッチュなショップ「ダブルヒッピネス」

景徳鎮ダブルヒッピネス

ダブルヒッピネス独特のチャイナワールド、カラフルで個性的、そして高級感あふれる景徳鎮が一挙に集まると圧巻!

今回ご紹介するのは、「景徳鎮」、しかも70~80年代に生産されたモノだけを専門的に取り扱うショップ「ダブルヒッピネス」です。

さてみなさん、景徳鎮ってご存知ですか。あまりピンとこない人も多いと思いますが、中華レストランで使われているカラフルな食器、またはかつて雑貨屋の大中で見かけた茶器セットと言えば、わかる人もいるのでは? 

景徳鎮とは

景徳鎮は中国江西省にある磁器つくりの町で、磁器生産としては、約1700年以上の歴史があります。かつては昌南(チャンナン)と呼ばれていたこの町から多くの磁器がヨーロッパに輸出され、これは「チャンナンから来たものです」というのが、だんだん訛って「磁器=チャイナ」といわれるようになりました。輸出だけでなく、皇帝が使う食器を作っていたのもこの町。中国で磁器と言えば景徳鎮、それくらいに有名な町であり、特別な存在なのです。

キッチュなチャイナワールド広がる店内

景徳鎮

マンションに1室にこんな空間が!不思議なオーラを感じます

「ダブルヒッピネス」は、日本人が多く住む古北エリアのマンションの1室にあり、飛び込みで入店することはほぼ不可能なので、事前の予約を! 店(部屋)のドアを開くと、そこにはキッチュなチャイナワールドが広がっていて「きゃぁ~っ」と喜ぶこと間違いなしです。

「ダブルヒッピネス」のオーナーは、上海在住歴10年の竹山志津子さん。彼女が70~80年代の景徳鎮に興味を持ち始めたのは、アンティーク市場で黒の洋蓮皿(景徳鎮の食器の1種)に一目惚れしたことから。それから、少しずつお気に入りの食器を集め出し、趣味が高じて2012年にとうとうお店まで開いてしまいました。ショップスペースには、竹山さんご自身が景徳鎮まで向かい、地元の工場と交渉し、倉庫の中からデッドストックを選び出して上海まで運び、1つ1つ丁寧に手洗いをした愛情たっぷりの商品が並んでいます。

景徳鎮ダブルヒッピネス

カップ&ソーサー300元~、お気に入りの柄が見つかりますように

竹山さんに「景徳鎮の魅力」を聞いてみたところ、1つは、現在はすでに生産されていないので、チャンスを逃したら二度と出会うことができないこと、そしてコーヒーカップの受け皿にワイングラスを置いたり、豆皿にショットグラスを置いたり、といろいろな組み合わせで使えることだと言います。

そして、「ダブルハッピネスの魅力」は、商品を大量に仕入れているので、同じ柄のモノをセットで揃えられること。他の店や骨董品市場でもここまでの品揃えはなかなかありません。セットで揃えた食卓はさぞかし華やかでスタイリッシュになることでしょう!

でも、なぜ70~80年代の景徳鎮にだけこだわっているの?の答えには、往年のモノの方が「味」があるからなのだとか。現在もまだ景徳鎮の磁器は生産されていますが、かつては薪やガスを使って手描きで作られていたものが、現在は電気を使用しプリントモノが多く、手作りと同じ「味」がまったく出ないのだそう。

 

景徳鎮ダブルヒッピネス

ナッツやフルーツ、一口サイズのモノを入れるのにぴったりの豆皿(直径7cm)35元

実際に食器に描かれている絵を見てみると、ハッピーになるアイテムが満載! たとえば、幸せを意味する蝙蝠(こうもり)や、子沢山を表わすザクロ、如意棒や不死鳥の絵などがカラフルにたくさん描かれています。1つずつ手描きで作られた食器類は、1つずつ違うテイストがあり、キッチュでいながらとても優雅。見ているだけでテンションが上がってしまいます。

 
景徳鎮ダブルヒッピネス

食器以外にも、THE・CHINA的な置物が。この存在感に感激!

日本、中国どこを探しても、70~80年代の景徳鎮に特化したショップはなかなか見つからないはずです。30年以上前のモノで、好きな商品に出会えたらラッキー、それをシリーズで集めることができたらさらに幸運なのだとか。

上海にお越しの際には、ぜひぜひ中国の文化の1つでもある景徳鎮に触れてみてはいかがでしょうか? お気に入りの何かが見つかりますように。完全予約制なので、事前に電話予約入れてから訪問してくださいね。

<DATA>
■DOUBLE HIPPINESS
住所:水城南路51弄17号宝石公寓301室
電話:1381-607-8609(要予約)
営業時間:電話にて問い合わせ
アクセス:地下鉄10号線「水城路」駅より徒歩5分
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。