エイリアンへの想い
ガイド:コスモ(清水良行)さん、お久しぶりです! ソロデビュー作となった前回のアルバム『BLEEP UFO』から1年ちょっと、今回は2月25日に発売となる『Alien Syndrome』を通じて、さらにコスモさんの宇宙観を紐解ければと思います。『BLEEP UFO』のジャケでも、コスモさんの横にエイリアン(異星人)らしき生物がいますよね。UFOの次はエイリアン…この流れはすんなりと決まったのでしょうか?
BLEEP UFO (amazon.co.jp)
コスモ:
四方さん、ご無沙汰しておりました、コスモです。今日はよろしくお願い致します! 今回のアルバムイメージ的には、前作よりもっと踏み込んだ宇宙観で作りたかったので、色々考えた結果『Alien Syndrome』に決まりました。でも割とすんなりと決まりました。
Cosmo-Shikiの宇宙テクノ (All Aboutテクノポップ)
ガイド:
エイリアンを扱った映画やテレビドラマなどはいろいろありますが、コスモさんにとって印象深いエイリアンとかはいるのでしょうか? 僕の場合、エイリアンと言えば、世代的に『ウルトラQ』から『ウルトラセブン』…特に「ケムール人」とかです(笑)。それぞれのエイリアンに物語がありました。
コスモ:
自分はウルトラマンで言えば「メトロン星人」が好きです。ウルトラマンは大人になってから見ると業の深い作品が多いです。どの星人も人間味が出てて、各々何か重いものを背負っているという…(笑)
ガイド:
確かに。宇宙飛行士だったジャミラとかも、子供心に悲しかったです。
コスモ:
それと、SFホラー映画の『遊星からの物体X The Thing』の中で犬がエイリアンに寄生された時の変形シーンが、トラウマになっています。良い意味で。
ヘッドギアマスク
ガイド:コミック風のジャケから、今回はコスモさんの実写となっていますね。しかも、正装モードで。首にかけているのは、ヘッドフォーン?
コスモ:
今回はタイトルを決めた時に三浦さんから実写を使いたいとの事でしたので、渋谷のカフェで色々と会議しました。当初は実写をもっと加工する予定だったのですが、写真が出来上がった時に「そのままで行こう」となりました。首からぶら下がっているのは「ヘッドギアマスク」です。これは革ヘッドギア、マスク職人の三上鳩広さんに作って頂きました。世界観的には、なんというか、心の内面に潜むエイリアンに蝕まれる男を表現したのですが、これ、伝わるのかしら…(笑)
Alien Syndrome (amazon.co.jp)
01. Division
02. posi
03. Theta in the sky
04. Night of Aliens
05. Vector
06. ソラリス
07. 星屑リフレイン
ガイド:
ご心配なく! タイトルにして無理矢理でもその想いを伝えます(笑)。