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5万km未満のボルボV60とS60が新車時の半額!(2ページ目)

衝突被害軽減ブレーキといえばスバルのアイサイトを思い浮かべるでしょうが、実はボルボ車のほうが全車標準装備でいえば進んでいます。今回はそんな中からV60とS60をご紹介します。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

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3LターボのRデザインも新車時の半額以下から狙える

デビュー時にV60が搭載したエンジンは1.6Lターボと3Lターボ。1.6Lターボは6速デュアルクラッチ(2ペダルMT)、3Lターボは6速ATが組み合わされました。
ボルボS60undefinedフロント

カーブで進行方向を照らすアクティブヘッドライトは1.6Lターボ車はナビとセットでオプション、3Lターボ車には標準装備。横滑り防止システムは全車に標準装備されています


1.6Lターボは、いわゆるダウンサイジングターボです。JC08モード燃費で11.4km/Lと、当時のエコカー減税対象車にもなりました。また3Lターボは4WD車となります。センターコンソール部分が宙に浮いているようなセンタースタックはもはやボルボの代名詞。そうしたデザインセンスだけでなく、質感も高いのが最近のボルボ車です。

セダンもやはり、セダンっぽく見えません。V60より3カ月早い2011年3月にデビューしたS60は、それこそクーペに後席ドアを備えたようなデザインです。V60同様、衝突被害軽減ブレーキのシティ・セーフティを標準装備し、ヒューマンセーフティを標準またはオプションで備えています。
ボルボS60undefinedインテリア

本革シートは3Lターボ車が標準、1.6Lターボ車はオプションとなります。サイドエアバッグや頭部を保護するカーテンエアバッグは標準装備。スピーカーは3Lターボ車が12個、1.6Lターボ車が8個備わります


V60、S60とも安全装備は高年式になるほど進化。またデビュー当時からクルーズコントロールや運転席電動パワーシートを全車に標準で装備。3Lターボ車は助手席も電動パワーシートとなり、カーナビやシートヒーターも標準装備されるなど充実しています。

またV60、S60それぞれにスポーティグレードのRデザインを用意。専用チューニングされたスポーツ・サスペンションや、モノチューブ式のショックアブソーバーなどを備えた、BMWでいえばMスポーツ的な車です。

さて、S60の中古車価格はというと、原稿執筆時点での最安値は155万円。2012年式/3.4万km/修復歴なしです。新車時価格375万円のDRIVeで、純正ナビを付けているようなので、オプションのナビパッケージを装着していると考えると、ざっと400万円。

こちらも約65%オフという感じですね。またRデザインも新車時の半額以下から見つけることができますが、2012年に追加されたT4 Rデザイン(1.6Lターボ)や2014年にラインナップ入りしたT5 Rデザイン(2Lターボ)は、まだ高年式なので新車時の半額には届きません。

スーパーの駐車場にV60をとめるだけで、数ある輸入車の中からボルボを選ぶなんて少し「モノを選べる人」かしら、というイメージがでるような気がします。それを、まだ5万km未満の中古車で、しかも新車の半額以下で買ったとなれば、さらに賢さ(他人には見えませんが)が加わると思いませんか。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

【関連リンク】
カーセンサーnet
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