半額以下でも衝突被害軽減ブレーキは標準装備

気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はボルボのV60とS60(現行)をご紹介したいと思います。
ボルボV60undefinedフロント

デビュー当時のシティ・セーフティは4~30km/hの低速走行時に、追突の危険を検知すると自動ブレーキがかかります。またヒューマン・セーフティは35km/h以下で走行中に歩行者との衝突を可能な限り回避


スバルのアイサイト人気をきっかけに、軽自動車にまで普及、いまや新型になれば必ず付いているんじゃないかと思うほど衝突被害軽減ブレーキの装着率が高まっています。きっかけは2010年に旧型レガシィが登場した際、アイサイトver.2が採用されたことでした。しかしその時も、また今もオプションでの用意や一部車種に限られています。

しかしボルボは2009年にXC60全車に標準で装備しました。以降に出たモデルへの標準装備はもちろん、2014年の年末には衝突被害軽減ブレーキを含む安全装備10点セットという福袋的な「インテリセーフ・テン」をボルボ全車種に標準装備しました。

どんだけ~と、懐かしのフレーズを口にしたくなるような大盤振る舞いですが、こうなるとボルボ=安全という昔からの神話は、揺るぎない事実であると言わざるを得ません。
ボルボV60undefinedラゲージ

通常時のラゲージ容量は430L。リアシートを倒すとフラットになるのはもちろん、リアシートは40:20:40の3分割で任意に倒せますし、写真のように助手席も倒すことができます。


「四角くなくても安全」というCM通り、角張った240や740の面影はどこへ?といわんばかりの、昨今の流麗なボルボ各車ですが、ステーションワゴンなのにプレスリリースのセールスポイントの1行目に「クーペを彷彿させるダイナミックなエクステリアデザイン」と記されていたのが、2011年6月に発売されたV60です。

もちろん先に登場しているXC60同様、レーザーレーダーを使って前方車両へ衝突被害を軽減する自動ブレーキ「シティ・セーフティ」は標準装備。加えて歩行者も検知する、レーザーレーダーとカメラを併用した「ヒューマンセーフティ」を一部グレードに標準、他グレードにオプションで用意しました(先述の通り2014年末からは他の安全機能とともに標準装備)。

一方「クーペみたいな」と謳われると、ワゴンとしては使えるの?という疑問が沸くでしょうが、見た目は滑らかでもライバル(メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズ)とラゲージ容量はほぼ同じです。

さらにリヤシートが40:20:40で3分割に倒せるので荷物に合わせてシートアレンジができたり、長尺物は助手席も倒すと載せられるなど、やっぱり長年ワゴンを作り続けているメーカーだけあり、細かい所まで目が行き届いています。

そんな安全でクーペっぽくて、使い勝手のよいV60がいくらから狙えるのか。原稿執筆時点での最安値は159.9万円です。2011年式/3.2万km/修復歴なしのDRIVeですから、新車時価格は395万円。しかもこの車は本革シートやカーナビのオプションパッケージを選んでいるようなので、ざっと450万円はしたはず。となると約65%は安くなっています。まだ3.2万kmですし、これは少しヨダレが出るような価格ですね。

V60のさらなる魅力と、セダンであるS60についても次ページで詳しく見ていきましょう。