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100万円以下のニュービートルカブリオレが楽しい!

実用的な国産コンパクトカーが買える価格で、4人乗りの輸入車オープンカーどうですか? ニュービートルカブリオレなら装備は充実していますし、なにより毎日が楽しくなるほど個性的なデザインです

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

この価格では貴重な4座オープンカー

気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はニュービートルカブリオレ(旧型)を取り上げたいと思います。
VWニュービートルカブリオレundefinedフロント

畳んだ幌をあえて、車に載せることでオリジナルビートルの雰囲気を演出しています。また他のオープンカーと比べ、Aピラー(フロントウインドウの収まる柱)が乗員の頭上にせりだすことがなく、スムーズに乗降が可能


旧型と書きましたが、そもそもニュービートルの後継車はザ・ビートルと少し名前を変えましたし、そのカブリオレモデルは今のところ登場していません。とはいえきっと出るだろうし、ニュービートルカブリオレは9年前の2003年6月デビューともう古い車ですから、旧型と呼ばせていただきます。

9年も前に登場したとはいえ、クーペであるニュービートルのATが4速だったのに対し、カブリオレは最初から6速を搭載していました(クーペは2008年3月にようやく6速に変更)。

ちなみに原稿執筆時点でのクーペの最安値が9.8万円(2001年式/6.8万km/修復歴なし)なのに対し、カブリオレは79.8万円(2005年式/5.5万km/修復歴なし)ですから、お買い得なのはクーペです。
VWニュービートルカブリオレundefinedリア

トランクはクーペモデルとほぼ同じ容量(201L)を確保、また後席はトランクスルー機構を備えているので、1.9mまでのスキー板などが積めます。またオープン化に伴い、ボディ各部の補強が図られています


しかし個性的なスタイルだけでなく、この価格では貴重な4座オープンカーであり、さらに今でも十分使える6速ATであること……これらを考えると「おいしい」のはカブリオレではないかというわけで、今回取り上げました。

残念ながら日本ではあまりオープンカーが売れないので、車種自体が少なく、またこの車も原稿執筆時点でわずか70台しか流通していません(クーペはその10倍以上の756台。いずれも修復歴なし)。

しかし、その希少性もまたニュービートルカブリオレの魅力の一つと言えるのではないでしょうか。もちろん魅力はまだまだたくさんあります。次ページ以降でもう少し見ていきましょう。
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