これをしまいたい!ピッタンコ収納
ふだんは当たり前のように使っているわが家の持ち物。部屋の中を改めて見回してみると、耳かきや爪切りといった細々したモノもあれば大きな布団もあります。本やCDのように四角い規格サイズばかりならいいのですが、マグカップや小鉢のように形がマチマチなモノも。さらに、複雑な形の扇風機は、分解しても納まりが悪くて困ります。左上から時計回りに、壁をくりぬいたニッチ収納、15センチ、30センチ、60センチと100センチ、50センチ
奥まで活かしたい!奥活収納
子育て中の家族にとって、収納は悩ましい問題です。授乳やオムツ交換をする時期から、小学校低学年くらいまでは、リビングの隣にある和室を育児の場として使うことがよくあります。そうなると、オムツ、衛生用品、着替え、季節の寝具などをしまうための収納が必要。しかも、大きさの違うモノでも同じ場所にしまえて、出し入れもラクにできることが望まれます。そんなときには、奥行きのある収納で、前後の使い分けができると便利です。上段には季節ものの寝具、中段の手前には子どもの服をハンガーで吊るして、奥の棚にはリュックや帽子を収納。下段の手前はオンシーズンの着替え、奥にはオフシーズンといった使い分けてもいいでしょう。
全開できる扉がついていると持ち物がいっぺんに把握できる。左:奥行きのある棚板は手前を空けておいて、そこをストック品の仕分け作業に使いたい。 右:乳児の時期はオムツのストックを奥にしまって、手前にはオムツや着替えを収納。おもちゃ収納にも使える
そんなときには、奥行きの違う棚板を使い分けましょう。手の届きやすい下のほうは奥行きの深い棚板を使って、手前を作業台として空けておくのがポイント。上のほうは浅い棚板にして見通し良く。棚ごとに並べるモノのジャンルを決めて、細かいモノはカゴを使ってまとめ、一列に整列させておくとひと目で分かります。これなら、補充のタイミングが分かりやすいので、無駄な買い物が防げます。
さらに、「この手があった!」という収納をご紹介します。