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『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』官能映画特集

一億部売れたという驚異のベストセラー小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。SMシーン満載のエロチックなラブストーリーが待望の映画化。マミーポルノとも言われ、世界中の女性をトリコにした原作の映画化はいかに!大ヒットしている『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』をトップに、男女ともに楽しめる官能映画をピックアップしてみました。

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド

にわかに盛り上がっている、エロティックなラブストーリーの世界。その火付け役は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』でしょう。官能映画というと男向けのエロ作品というイメージがありますが、男女ともに楽しめる作品はけっこうあるのです。では、噂の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』から官能映画の世界の扉、開いてみましょう!

少女漫画的なマミーポルノ登場!

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015年度作品)
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

赤い部屋で起こることは二人だけの秘密

男性経験ゼロの女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)は友だちの代理で有名企業のCEOのクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)に学生新聞のインタビューに行く。彼女に興味を持ったグレイは、アナにある契約を持ち掛ける。それは彼に絶対服従し、秘密の部屋で愛を交わすというもの。彼の性的嗜好に驚くアナだったけれど、グレイの魅力に抗えなくなり……。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

アナへの気持ちが今までと違うことにとまどうグレイ


オクテな女子大生の前に現れた大金持ちの王子様。その彼に愛されて幸福なはずが、実は彼は歪んだ性的嗜好の持ち主で、誰も愛せない悲しい男だった……というストーリーが、世界中の女性に愛されて大ヒット!

ただの王子様じゃない、強烈なSであり、女とは常にBDSM【ボンテージ(拘束)ディシプリン(体罰)サディズム(加虐)マゾヒズム(被虐)のこと】の契約を結んでカラダの関係のみというグレイ。このBDSM部屋のシーンがこの映画のキモです。
ヒロインがめちゃくちゃ痛めつけられるのかな……と、思う人がいるかもしれませんが、グレイはアナが嫌がることはしません。「これはいい?あれはいい?」と聞くところが律儀なSなのですよ。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

かわいいけどオクテなアナ。裸が超キレイです

男女優ともにフルヌードで体当たりの熱演をしていますが、ボカシが入るのが残念です……。映像はキレイなのだから、未成年お断り映画にしてバーンと見せちゃえばいいのに。その方が見る方も作った方も満足できると思うんですけどね。

本格的なBDSMはこんなもんじゃないのでしょうが、男だけじゃなく女も見られる官能映画としてはちょうどいいかも。ラストは意味深、これは続編決定ですね。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

エッチのあとにピアノを弾くグレイ……

監督:サム・テイラー=ジョンソン 出演:ジェイミー・ドーナン、ダコタ・ジョンソン、ルーク・グライムス、ヴィクター・ラサックほか
2015年2月13日(金)<バレンタイン>全国ロードショー
(C) 2015 Universal Studios.




>お次はエロラブストーリーの金字塔2本をお見せしましょう。
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