コンクールをはじめた頃と比べて、参加者のレベルに変化はありますか?
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コンクールを見ていても、日本人はやはり上半身の表現が海外の踊り方と明らかに違う。繊細で美的でいいけれど、もう少し表現してもらいたいなと思う部分があります。
海外と違って上半身の使い方が弱く、ポール・ドゥ・ブラや上半身の動きなど、もっと感情を出してもいいのではと感じます。テクニックはいいけれど、そちらの方にばかり意識がいって、表現面はあまり良くないなというひとは多いですね。
上位入賞者に共通する傾向や特徴は何かありますか?
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二山さんの場合も先生が全て面倒を見ていて、朝起きると歯磨きが置いてあったり、食事も部屋も全て用意してあったとか。それくらいの体制で臨まないとダメかもしれない。教える方に愛情がないと、とことん才能に惚れ込んで、この子のために頑張るという気持ちがないとできない。
みなさんそうやって一年間コンクールを目指してやってくる。衣装やメイ
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まず才能ある原石を発掘し、それを見つけたら次は先生との出会いが大切になる。才能というのは3歳からわかります。筋肉組織や神経、内臓など全部違う。努力というより、与えられたものでもある。生まれつきの天才っているんですよね。それでいて、努力できることも才能。天才だから努力できるんです。海外の先生方も常に原石を探しています。マラーホフも以前コンクールを見に来ていたことがありますよ。やっぱりダイヤモンドを見つけるのは大変ですからね。
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二山治雄さんさんを招いて開催された「ハレエふれあい感謝祭」(2014年4月20日)