LAN・無線LAN・Wi-Fi/無線LAN機器の選び方

クラウド経由で画像を保存・表示できる無線LANルータ(2ページ目)

iPhoneを利用しているユーザーの方で、写真のファイルが容量を圧迫していることは無いだろうか。ハードディスクに移動すればよいのだが、外出先で他の人に写真を見せたいこともあるだろう。そのようなニーズに答える製品が、BUFFALOの無線LANルータ「WZR-S1750DHP」だ。今回の記事では、実際に使ってみた感想を紹介しよう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

写真閲覧は快適だ

写真の閲覧は、簡単だ。写syncの起動時に再度メールアドレスとパスワードを入力する必要はない。また、出先で見たい時も操作方法は同じなので迷うことはない。

1.写syncを起動する

2.保存先の機器を選択する
この場合は、赤文字のiPhoneを選択する。選択するのは初回のみで、あとはサムネイルや写真がいきなり表示される。

この場合は、iPhoneを選択。

この場合は、iPhoneを選択。


3.日付を選択する

閲覧したい写真を撮影した年月日を選択する。一応、後に述べるサムネイルの最終2枚の写真が表示されるのでそれを目安にできる。日付は覚えておく必要はない。

撮影年月日を指定する。

撮影年月日を指定する。


4.表示したい写真のサムネイルを選択する
iPhone 5で試してみた。「読み込み中」の表示は長いが、サムネイルの表示にもたつき感が少ないので快適だった。

サムネイルを選択する。

サムネイルを選択する。


これで、フルサイズの写真が表示される。左右にフリックすれば前後の写真が表示される。4G経由でアクセスしてみたが、iPhone本体の写真を閲覧するときと殆ど変わらない。快適に操作できる。

フルサイズの写真が表示される。

フルサイズの写真が表示される。写真は地下道水路の渡り初め体験だ。


表示されたあと、左下のアイコンをタップすれば、メールの添付やicloudで写真の共有が可能だ。

写真の添付や共有も可能。

写真の添付や共有も可能。


まとめ

しばらく使ってみたが、スムーズに表示されるし、操作性もよいので、かなり使い物になる感触を受けた。

また、iPhoneを持って大きく移動 (目安 500m 程) したときに、自動アップロードする機能もあるので便利だ。写真が多くてもアップロードは最大180秒間で、あとは次回に回されるので、いつまでも待っていることにならないのは有難かった。

写真のヘビーユーザは、ぜひ検討したい機種(WZR-S1750DHP)であると思う。なお、他機種にUSBメモリを装着しても本機能は利用できない。

また、ほかのUSBメモリを装着するのはサポート外になるので注意して欲しい。まぁ、容量が32GBもあるので標準添付のUSBメモリで十分であるとは思う。


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