iPhoneの容量を回復する
BUFFALO WZR-S1750DHP
しかし、「出先でも見たいので、ほかのストレージに移動はしたくない」。また、「いちいち移動するのも面倒」と感じているユーザーも多いだろう。
そんなニーズに答えてくれるのがBUFFALOの無線LANルータ「WZR-S1750DHP」だ。本体のUSB端子には、32GBのUSBメモリーが標準で装着してある。ここにiPhoneの写真を自動アップロードできるのだ。
ルータ本体に装着されているUSBメモリ
このとき、iPhoneにインストールした「写sync」というアプリ内にそのサムネイルが保存される。ユーザは、小さなサムネイルを選択してフルサイズで表示したい写真を指定する。
これは、Wifi経由はもちろんのこと、3G/4Gを利用する出先でもルータのUSBメモリに保存した写真を閲覧できる。
写真のサムネイルは元ファイルの最大1/100のサイズなので、ヘビーユーザーの方はiPhoneの容量をかなり回復できるはずだ。
さて、インストール方法の概要を筆者の体験談を交えて解説しよう。
写syncをインストールする
準備は簡単だ。無線LANルータを通常通りセットアップしたあと、次の作業を行う。1.写syncをインストールする
App Storeで「しゃしんく」と検索すればよい。
2.起動して[新規登録]を選択する
このとき、メールアドレスとパスワードを入力する欄が上に表示されるが、これは、ほかの人がアクセスしたいときに利用する。閲覧できるのは、自分ばかりではなくアカウントを教えれば友人でも可能だ。これは写真の閲覧にクラウドを利用しているからだ。
最初は、下の新規登録を選択
3.自分のメールアドレスとパスワード(任意)を入力する
メールアドレスが、IDになる。パスワードだが、英文字/数字/記号を含む必要がある。たとえば「 abcd1234_ 」といったパスワードだ。
筆者が利用したときは、特定の記号が利用できず、「利用できない」という意味のエラーが表示されたが、現在は改修されたようだ。今後、なぜか利用できないという場合は、パスワードを変更してみるとよいかも知れない。
パスワードの設定にはコツがある。
あとは、表示される WZR-S1750DHP→機種名→アップロード先のフォルダ名 をタップすればよい。
4.写真のアップロードする
写真のアップロードは、[アップロード開始] を選択する。写真が多い場合は、結構時間がかかるのでiPhoneにACアダプタは繋いでおいた方がよいだろう。
写真のアップロード中。見る間にアップロード完了とは行かない。
5.iPhone本体に保存してある写真を削除する
これでiPhoneの容量が回復する。サムネイルは、写Sync内に作成されるので、写真を一挙に削除しても大丈夫だ。
次は、閲覧の使い勝手をチェックしてみよう。