抜け毛対策は基本のヘアケアから!
抜け毛はちょっとしたケアをするだけでもだいぶ改善できます。例えば、正しいシャンプー方法をすること。(1)乾いた状態でブラッシングを行う
(2)シャンプーの前に髪をしっかりお湯でゆすぐ
(3)指の腹を使って頭皮をマッサージしながら洗う
(4)しっかり流してシャンプーを毛根に残さないようにする。
これだけでもだいぶ変わります。さらに効果を高めるなら、育毛剤の使用と育毛に効くサプリメントも有効です。実際に試された方の中には「髪がふさふさになった」と半年前と全く異なる髪になる人もいます。
また、生活習慣も見直して、睡眠時間を確保することも大切です。規則正しい生活が抜け毛予防の第一歩になります。
睡眠時間はしっかりと確保、最低でも6時間は必要だと言われています。寝不足は成長ホルモンの分泌を阻害するためです。また、髪の毛が一番成長するのは眠りにはいってから1.5時間までの時間。このあいだに成長ホルモンが沢山分泌されるのでこの時間の眠りの質がとても重要になってきます。
抜け毛を少なくするために「食生活」の見直しを!
すぐに効果があるわけではありませんが、食生活について見直すことも重要です。亜鉛・鉄分・ビタミンを多く摂取できる食品が髪の毛に良いと言われています。例えば、レバー、うなぎ、卵、大豆などは髪の毛に良い成分が含まれています。レバーには亜鉛・鉄分などが多く含まれており、うなぎにはビタミンA・ビタミンB2を多く含まれています。また、インスタント食品やファーストフードなどは、カロリーが高く、動物性脂肪が多く含まれているものが多く、栄養バランスが偏ってしまいます。
脂肪分を多く取り過ぎると、頭皮の皮脂に油がたまりやすくなります。この油が頭皮のフケなどと混ざると細菌が繁殖しやすい環境をつくり、頭皮の炎症や、吹き出物を起こしやすくなるようです。これも抜け毛の原因になるといわれています。
タバコや過度の飲酒も抜け毛の原因となります。タバコは毛細血管を収縮させる作用があるため、血液の流れが悪くなり、頭皮に必要な栄養素が供給されにくくなります。このために発毛力が落ちて抜け毛の原因になると考えられています。
ゴマや海藻は抜け毛に効くの?
髪そのものの構成成分の大半はたんぱく質ですが、髪を生成させる為に毛母細胞が必要な物はたんぱく質だけではありません。5大栄養素(糖質(炭水化物、タンパク質(必須アミノ酸)、脂質、ミネラル、ビタミン)や食物繊維、ポリフェノールなど数えきれない程の栄養素が髪の生成に関わっていると言われています。髪を生成するにはバランスがとれた食事が大切です。ゴマは健康や美容によいとされている健康食品として有名ですが、実は育毛治療にも効果的な食品なのです。ゴマには頭皮の血行を促進する作用のあるリノール酸、オレイン酸、セサミン、ビタミンEが多く含まれているので、抜け毛に悩んでいる方は積極的に食べるようにしてみてください。また抗酸化作用も高いので、アンチエイジングとしての効果も期待ができます。
ただし、ゴマの外皮は固く頑丈なため、そのままの状態で食べても栄養が上手く吸収されない場合があります。 ゴマをすってから食べてみてくださいね。
海藻類も効果があるとされています。海藻類にはヨードをはじめ各種ビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含み、髪の生成と関与する部分も多いといわれています。ただ、抜け毛を防ぐというよりも髪の質を高めるほうが有効のようです。サラサラ、ツヤツヤの髪をめざす方によい成分といえそうです。
あくまで食べ物ですので、これを食べたから髪が変わったとは言い切れないでしょう。
次のページでは抜け毛対策におすすめのヘアケアアイテムをお伝えします。