1年間で372ホテルへチェックインしたホテル評論家がガイド
筆者は2014年に372のホテルへチェックインしましたが、その約半数は東京のホテルでした。東京在住にして東京のホテルへチェックインするとは、訝しげな行動と感じられるかもしれませんが、365日全て異なるホテルへチェックインし続けるというミッションを自身に課したからです。詳細はこちらのインタビュー記事をご参照いただきたいのですが、こうした経緯で、これまで利用する頻度が低かった東京とその周辺のビジネスホテルへも相当数チェックインすることができ、コストパフォーマンスを標榜するホテル評論家としては、日々発見の連続でした。
そこで、東京「使える!」ビジネスホテルと題して、東京と隣接する埼玉、神奈川、千葉周辺を含め、コスパが高い、駅から近い、清潔感があるなど、ホテル評論家として推奨できるビジネスホテルホテルを紹介していきます。上京される方々へのホテル情報の一助となれば幸いです。
池袋お得ホテルの狙い目は「北口」
池袋といえば東京城北部最大の都市。JR山手線、西武池袋線、東武東上線、地下鉄各線などが乗り入れる一大ターミナル池袋駅を中心として、東口には西武百貨店、西口には東武百貨店、サンシャインなどの商業施設も充実、常に多くの人が行き交う賑やかな街です。
駅の近くにホテルは多く見られ、池袋のシティホテルとして名高い「ホテルメトロポリタン」を筆頭に、ビジネスユースであれば、西口の「ホテルストリックス東京」や、オープンして間もない「センチュリオンホテル池袋」、東口であれば「ザ・ビー池袋」など利用価値の高いホテルは多いです。ただし、いずれも巨大ターミナル駅至近の立地とあって料金レートは高めに設定される日も。
そこで、池袋のビジネスホテルをリーズナブルな利用で注目したいのが「北口」です。池袋北口といえば、ラブホテル街から多国籍のレストランなども立ち並ぶ、言うなれば「ディープなエリア」ともいえますが、繁華街を抜ける辺りに位置するのが、全国チェーンで名高い「アパホテル池袋駅北口」です。