テクノポップ/アーティストインタヴュー

佐渡島から世界へ!婦人倶楽部(2ページ目)

近頃、地方発婦人が静かなブーム?! 佐渡島在住の4人の婦人たちが、カメラ=万年筆の佐藤望さんのプロデュースのもと、婦人倶楽部として『FUJIN CLUB』『東京カラー』の2作品を発表。倶楽部を代表して婦人Aと婦人Bに活動内容、台湾公演旅行、佐渡の魅力について語っていただきました。目指せ、パリ公演!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

佐藤望さん=レモン君

ガイド:
カメラ=万年筆の佐藤望さんが、プロデュースと楽曲提供をされていますが、佐藤さんとはどのように出会う事になったのですか?

婦人A:
佐藤さんは、最初佐渡の山奥の奥の日本昔ばなしに出てきそうなすごい場所の友人のお家にお世話になっとって、友人のご紹介で会ったのよね。1年は佐渡に居たいというお話だったので、「ちょうど空き家もあるし、標高も少し低いし、歩いて10分以内に小さな商店もあるから、ここで1年過ごしていたら?」とおすすめしたのよ。あの方、いつも白いシャツ姿でカブに乗っていて、ここらで見かけんような貴公子っぷりがとても目立ってたわよ。

婦人B:
たまたま仲良い友達で集まった時にレモンくんがいて「お?見慣れないイケメンがいるぞ?」って感じで出会いました。

ガイド:
佐藤さんは、「ムッシュレモン」だから「レモン君」って呼ばれていたんですね。

地元に根ざした婦人たち

ガイド:
ところで、婦人同士の間にはつながりはあったのでしょうか? 文字通り、同じ婦人倶楽部に属していたとか?

婦人A:
気の合う佐渡仲間って感じで~

婦人B:
ね~。家族ぐるみの付き合いで。お祭りとかで顔を合わせることは多々ありますね。

歌手になること、好きな音楽

ガイド:
もともと、歌手やグループとしてデビューをしたいとか、そういう野望は持っておられた方々なんですか?

婦人A:
何もないわよ~

婦人B:
保育園のバースデーカードには「将来の夢:歌手」って書いてました(笑)。でも、その後は体育会の道を突っ走って、音楽や芸能とは無縁の青春時代でした。今回も発端は台湾旅行なので、デビューなんてみんな考えもしていなかったと思います。

ガイド:
婦人のみなさんが好まれる音楽とかあれば、教えてください。

婦人A:
最近は婦人倶楽部パリ進出目指して、若い時に夢中になって観たミュージカルコメディ映画『ANNA』のサントラばかり聴いてるわよ。

婦人B:
ん~、なんだろ。時代や気分で広く浅く色んな音楽を聴いてきた感じですけど。近頃は星野源さんの声が好きです。婦人Dは、矢野顕子さんが好きって前に言っていました。

ちょっと背伸びした割烹着姿

ガイド:
みなさん、割烹着姿がとても魅力的です。全国チェーンの店ですが、手作り居酒屋「かっぽうぎ」というのがあって、割烹着に惹かれて、僕はよく利用します(笑)。割烹着をユニフォームにするに至った理由は?
fujin

婦人倶楽部


婦人B:
婦人のイメージをみんなでわいわい出し合っているときに、誰かが口にして「いいねいいね!」って決まりました。白い割烹着は、普段の自分達よりちょっと背伸びした目上の婦人像です。

 

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