ドケルバン病に効果的なツボ
先程紹介したように、ドケルバン病には短母指伸筋と長母指外転筋の二つの筋の使い過ぎが関係しています。・遍歴(へんれき)
遍歴は母指を反らした時にできる手首外側の腱と腱の間にできる凹みから肘に向かって人差し指から小指側指4本分のところで、短母指伸筋上に存在します。
・温溜 (おんる)
温溜は母指を反らした時にできる手首外側の腱と腱の間にできる凹みから肘に向かって人差し指から小指側指4本分のところからさらに、親指二本分肘に向かったところで、長母指外転筋の上に存在します。
これらのツボを、痛みの無い範囲でゆっくり押しながら、手首を曲げ伸ばしします。
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遍歴と温溜はドケルバン病の痛みを改善する
・気海(きかい)
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気海は血の流れを改善する
妊娠期の方は安定期を迎えるまで気海周囲に圧迫を加えることは避けましょう。また、安定期以降も優しくマッサージするように心掛けましょう。
痛みが長く続く、腫れているなどの場合は医療機関にかかるようすることはもちろんですが、こうしたツボを利用した改善方法もぜひお試しください。