30~40代の30%…多くの方が悩む薄毛、その原因

気になる薄毛をツボで予防!

気になる薄毛、ツボで予防はできるの?

30~40代の男性のおよそ30%もの方が薄毛に悩んでいることがわかっています。こうした年齢の男性に発生する薄毛を、医学的には男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia,以下AGA)と呼び、近年では医療的な治療が提唱されるまでになってきています。

AGAの原因は大きく分けて2種類あります、

  1. 遺伝
  2. 男性ホルモンの影響(睾丸で作られるテストステロンという男性ホルモンの血中濃度が高いことが薄毛と関連がある事がわかっています)

男性ホルモンの血中濃度の上昇は10代後半から始まりますので、早い場合は10代の頃から薄毛が始まっている場合もあるのです。

男性と女性の薄毛の原因は同じではない

女性の薄毛の場合には男性に見られる原因と異なり、年齢とともに髪の毛が細くなっていくことが原因で薄毛を感じ始める場合が多く、およそ35歳頃からそうした傾向が見られることがわかっています。また、閉経後は女性ホルモンの分泌量が低下し、相対的に男性ホルモンの分泌量が増え、その結果AGAを発症するということも多々見られます。

薄毛には種類がある

AGAの場合、脱毛が進行しやすい部位に大きく分けて3つの傾向があることがわかっています。

  1. 額の端の剃り込みを入れる部分の毛髪が後退していってしまう「M字型」
  2. つむじを中心とした頭頂の毛髪が薄くなっていく「O字型」
  3. 髪の毛の生え際全体が後退していく「前頭部型」

AGAは一度発症するとその進行が自動的に止まることはないと考えられており、外用薬や内服薬などの処方が必要であると近年では言われています。一部の外用薬には血圧の降下作用があり、多用すると循環器系への影響が懸念される場合もありますので、日本皮膚科学会のガイドラインなどを参考にして、安全なものを選択することが勧められます。

こうしたことを踏まえ、AGAの進行を少しでも食い止める効果があると思われるツボについて考えていきましょう。

「腎の精気」が髪の毛の栄養を支えている

東洋医学の世界観では、髪の毛の栄養となるのは「腎の精気(じんのせいき)」であると考えられています。この腎の精気はもともと両親から授かった「先天の精(せんてんのせい)」と、食べ物を消化することで腎に貯えられる「後天の精(こうてんのせい)」に分けられます。この二つの気が正常に機能することで髪の毛だけでなく骨や歯などに気が行き渡り、その発達が促されると考えられています。

この腎の精気は発育発達にも大きく関わっており、生殖機能の根源ともなると言われていますが、東洋医学の世界においても、髪の毛と生殖機能の関連が存在していることは非常に興味深いと言えます。

こうしたことから、東洋医学の観点から薄毛予防を考えると、腎の気を補うことが第一だと考えられます。下に挙げる二つのツボは腎の気の流れをスムーズにする効果があると言われています。

■腎兪(じんゆ)
腎の気を補い髪の毛に栄養を行き渡らせる

腎の気を補い髪の毛に栄養を行き渡らせる

腎兪は肩甲骨の一番下とウエストラインの中間の高さにある背骨のでっぱりから指一本分外側の左右に存在しています。仰向けに寝て、テニスボール等を下においてゆっくりとマッサージすると効果的です。

 
■太谿(たいけい)
太谿は腎の気を補うと考えられている

太谿は腎の気を補うと考えられている

太谿はうちくるぶしとアキレス腱の間のくぼんだ部分に存在します。指などでゆっくり押してみましょう。


 
さらに、頭部の皮膚およびその下に存在する筋膜は重力の影響で張力が発生しやすいため、毛細血管が圧迫され血流が低下しやすくなっています。こうしたことから、頭皮への血流が阻害されることも薄毛の原因となると考えられます。

頭部の皮膚や筋膜へのアプローチは、AGAのタイプによって、それぞれ効果的なツボがあり、大きくスライドさせるように動かすと効果的です。

■M字型には頭維(ずい)
M字型には頭維が効果的

M字型には頭維が効果的

頭維は額の角、ちょうど剃り込みを入れる部分に存在します。

 
■前頭部型には曲差(きょくさ)

生え際の後退を防ぐ曲差

生え際の後退を防ぐ曲差

曲差は眉毛の内側の付け根を上に上がり、髪の毛の生え際の部分にあります。

 
■O字型には百会(ひゃくえ)、通天(つうてん)

頭頂部型には百会や通天を

頭頂部型には百会や通天を

百会は頭頂部、通天は百会から指二本分斜め前の左右両側に存在します。 

ツボを利用したAGA対策、ぜひご活用下さい。

 
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