2015年上半期の宝塚歌劇はコレ!!(2ページ目)

花組『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲（タカラヅカ ファンタジア）』

宝塚大劇場3公演目は、花組『カリスタの海に抱かれて』と『宝塚幻想曲（タカラヅカ ファンタジア）』。芝居の『カリスタの海に抱かれて』は人気脚本家、大石静氏が花組のために書き下ろしたオリジナル。宝塚歌劇団以外の脚本家が担当するのは珍しく、大石氏は2011年宙組公演『美しき生涯 －石田三成 永遠の愛と義－』以来2度目。またこの公演は、花組新トップコンビ、明日海りおさん、花乃まりあさんの本公演お披露目公演です。
◆3月13日(金)～4月20日(月)宝塚大劇場
◆5月15日(金)～6月14日(日)東京宝塚劇場

宙組『TOP HAT』

朝夏まなとさんのトップお披露目でもある宙組の特別公演は、古き良き時代のミュージカル映画ファンなら誰もが知っているフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースで大ヒットした『TOP HAT』です。粋でエレガント、「神！」とも言えるダンスシーンの数々。意外にもこれが日本初上演。宝塚版『TOP HAT』の誕生、そして新生宙組の誕生です。
◆3月25日(水)～3月30日(月) 梅田芸術劇場メインホール
◆4月5日(日)～4月20日(月) 赤坂ACTシアター

月組『1789　－バスティーユの恋人たち－』

宝塚大劇場4作目は、龍真咲さん率いる月組『1789　－バスティーユの恋人たち－』。フランスで上演された人気ミュージカルを宝塚バージョンとして上演します。演出は『エリザベート』や『ロミオとジュリエット』など数々の海外ミュージカルを宝塚バージョンとして上演し大ヒットさせた小池修一郎氏。新たな十八番が誕生する予感がします。そしてこの公演で101期生が初舞台を踏みます。
◆4月24日(金)～6月1日(月)宝塚大劇場
◆6月19日(金)～7月26日(日)東京宝塚劇場

雪組『星影の人』『ファンシー・ガイ！』

博多座公演は、雪組の『星影の人』と『ファンシー・ガイ！』。『星影の人』は1976年、雪組で初演(汀夏子さん主演)された沖田総司をはじめ新選組を描いた日本物の名作です。この作品は「宝塚ファン」で「もう一度観たい作品アンケート」(2005年)をしたところ、山のような作品の中で第2位となったほど再演希望の声が多い作品でした。やがて2007年に同じく雪組(水夏希さん主演)で再演。今回も雪組で、早霧せいなさんが薄幸の美剣士、沖田総司を演じます。
◆5月2日(土)～5月26日(火)　博多座

宙組『王家に捧ぐ歌』－オペラ「アイーダ」より－

宝塚大劇場5作目は宙組『王家に捧ぐ歌』－オペラ「アイーダ」より－。新トップスター、朝夏まなとさんの本公演お披露目公演です。『王家に捧ぐ歌』は2003年に星組(湖月わたるさん主演)で公演され、第58回芸術祭優秀賞などを受賞した話題作。新生宙組にふさわしい、スケールの大きい豪華な公演となりそうです。
◆6月5日(金)～7月13日(月)宝塚大劇場
◆7月31日(金)～8月30日(日)東京宝塚劇場

月組『大海賊』『Amour それは・・・』

1回目の全国ツアーは星組の『大海賊』と『Amour それは・・・』。『大海賊』は2001年に紫吹淳さんお披露目公演として上演されたミュージカルで、今回が初めての再演となります。尚この作品は、新星組トップスターコンビ、北翔海莉さん、妃海 風さんのお披露目公演となります。
◆6月12日(金)～7月5日(日)　全国ツアー


と……2015年に上演する宝塚歌劇をご紹介いたしました。
まだまだ他にも、中堅や若手が活躍する宝塚バウホール公演なども多数上演。トップスターの退団、お披露目など目が離せませんね。
2015年も宝塚歌劇をどうぞ温かく応援して下さいませ。

関連記事
2015年宝塚歌劇公演スケジュール