3月23日——星組トップスター・香寿たつきさん、娘役トップスター・渚あきさんが『ガラスの風景』『バビロン』—浮遊する摩天楼—にて宝塚歌劇団を退団されました。

また、毬丘智美さん、夢輝のあさん、秋園美緒さん、鳴海じゅんさん、朝澄けいさん、高宮千夏さんも同じく退団されました。

トップコンビの退団だけでも大勢のファンの方々が涙を流し、仲間である星組生の淋しさはたまらないものなのに、今までのそしてこれからの星組を代表する多くの生徒たちの退団……。退団公演が始まっても、どこかまだ信じられない……その思いをそのまま残したまま、彼女たちは去って行きました…。

『ガラスの風景』はとてもシンプルな芝居でした。とある別荘で起きた殺人事件。それに関わる人々。たまたまそこに居合わせた“過去”のある一人の男。
風が流れて行くように、景色が少しずつ移り変わってゆくように、心の中を伝えてゆく……。美しく爽やかに、退団者たちへのサヨナラを感じさせてくれる素晴らしい作品でした。

『バビロン』は、神秘的な匂いが漂うショー。しかし、男役の正装と言われる黒エンビ服、白エンビ服、娘役が一番美しく見える白のドレス場面もあり、場面が変わるごとに淋しさを感じるほど、どの場面も退団者たちの実力と魅力を前面に押し出したショーとなりました。


香寿たつきさんは1986年4月『レビュー交響楽』で初舞台を踏みました。同期生には、月組トップの紫吹 淳さんらが。

初舞台後、花組に配属。
1991年 5月 雪組に組替え
1996年 5月 花組に組替え
1997年10月 雪組に組替え
2000年 6月 専科へ移籍
2001年 1月 稔 幸さんの後任として次期星組トップと発表
2001年 7月 星組に組替え
2001年11月『花の業平』『サザンクロス・レビューII』で星組トップに