マカオ/マカオの観光・世界遺産

マカオの世界遺産(3ページ目)

2005年7月、22の歴史的建造物と8つの広場が「マカオ歴史市街地区」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。約400年にもわたる長い年月の間に育まれた中国文化と西洋文化との融合を今に伝えるマカオが誇る世界遺産の数々をご紹介してまいりましょう。

執筆者:勝部 悠人

6 聖老楞佐堂(聖ローレンス教会)

今も風順堂と呼ばれ親しまれる (c) Miyuki Kume

今も風順堂と呼ばれ親しまれる (c) Miyuki Kume

1803年に建てられた教会で「風順堂」とも呼ばれます。その呼び名が示す通り、大航海時代と縁の深い教会。内部はシャンデリアやステンドグラスで飾られ、ゴージャスな雰囲気から地元ではここで結婚式を挙げるカップルも多いとか。

住所:風順堂街
参観時間:7:00~17:00
 

7 聖約瑟修道院及聖堂(聖ヨセフ修道院及び聖堂)

ひっそりと佇む

修道院は一般公開されておらず、教会のみ見学可能

18世紀にイエズス会宣教師の育成を目的として建てられた修道院と、バロック形式の教会。

住所:三巴仔横街
参観時間:10:00~17:00
 

8 崗頂前地(聖オーガスティン広場)

4つの世界遺産に囲まれた広場、それ自体もまた世界遺産

4つの世界遺産に囲まれた広場、それ自体もまた世界遺産

聖オーガスティン教会、ドン・ペドロ5世劇場、聖ヨセフ修道院及び聖堂、ロバート・ホー・トン図書館という4つもの世界遺産建築物に囲まれた広場自体がまた世界遺産になっています。

住所:崗頂前地
参観時間:24時間
 

9 崗頂劇院(ドン・ペドロ5世劇場)

荘厳な雰囲気が漂う

荘厳な雰囲気が漂う

東洋で最古のヨーロッパ式娯楽場といわれ、1858年にオペラハウスとして生まれ変わった歴史を持つ建物。外壁の淡いグリーンがなんとも南欧的なイメージを感じさせます。通常、劇場内部の見学は不可ですが、マカオオーケストラの演奏会が開催される際などに鑑賞チケットを購入すれば、演奏を聴くだけでなく、なかなか見ることができない劇場内部もじっくり見ることができます。

住所:崗頂前地
参観時間:10:00~18:00(前庭部)※劇場内は通常入館不可
※火曜休館
 

10 何東圖書館大樓(ロバート・ホー・トン図書館)

黄色い壁とアーチ状の入口が印象的

黄色い壁とアーチ状の入口が印象的

マカオのカジノ王スタンレー・ホー氏の大伯父でもあるジャーディン・マセソン商会の有力商人であったロバート・ホー・トン卿の元別荘。20世紀に彼が蒐集した貴重な書物類が数多く収蔵されています。

住所:崗頂前地3號
参観時間:8:00~20:00(月曜のみ14:00~20:00)
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