マカオ/マカオの観光・世界遺産

マカオの世界遺産(2ページ目)

2005年7月、22の歴史的建造物と8つの広場が「マカオ歴史市街地区」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。約400年にもわたる長い年月の間に育まれた中国文化と西洋文化との融合を今に伝えるマカオが誇る世界遺産の数々をご紹介してまいりましょう。

執筆者:勝部 悠人

2 媽閣廟前地(バラ広場)

中国寺院前の広場でポルトガルダンス

地元ポルトガルダンスサークルの練習に使われるなど、地元住民の憩いの場にもなっている

媽閣廟と海事博物館の間にある広場。一面にカルサーダス(ポルトガル式の石畳)が敷かれていて南欧風情を感じさせてくれます。

住所:媽閣廟前地
参観時間:24時間
 

3 港務局大樓

アーマーのすぐ近く

媽閣廟のすぐ近く

一部が2階建てになっているイスラム様式のアーチが特徴。もともとは治安維持のため当時ポルトガル領でイスラム教圏でもあったインドの都市ゴアから派遣されたムーア人兵士の寄宿舎として建設されました。

住所:媽閣斜巷
参観時間:回廊部9:00~18:00
 

4 亞婆井前地(リラウ広場)

ひっそりとした佇まい (c) Miyuki Kume

ひっそりとした佇まい (c) Miyuki Kume

内港から近い丘の上にあり、マカオで最初にポルトガル人が住みはじめたのがこの周辺といわれています。かつてマカオの主要な天然の水源だった場所です。

住所:亜婆井前地
参観時間:24時間
 

5 鄭家大屋(マンダリンハウス)

2階部分 (c) Miyuki Kume

2階部分 (c) Miyuki Kume

約8年にも及ぶ大修復の末、ついに2010年2月に再オープンを果たしました。孫文や毛沢東にも影響を与えた19世紀の思想家、鄭観応のお屋敷。約4000平方メートルにもわたる豪邸は、マカオを代表する知性派の住居らしく、東西の美を融合させた名建築として評判が高い。

住所:龍頭左巷10號
参観時間:10:00~18:00(水・木休館)※同時参観人数に制限あり 
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