コースは昼・夜共通の2コース
パン・ド・キュイソンのパン
・有機人参のタルタル ハーブとサラダ ハモンイベリコ
有機人参のタルタル ハーブとサラダ ハモンイベリコ
一見するとシンプルな野菜料理に見えますが、シェフの掲げる「有機・ローカル・自由」というコンセプトが、この一皿から強く伝わってくるようです。
ちなみに、ビオ先進国の英国・ロンドンでは、ビオは当たり前のように定着してきていますし、イタリアやスペインは昔から地元食材を使うのは基本のキホン、フランス・パリでもパリ近郊の食材を使う動きが目立つようになってきました。今や「有機&ローカル食材」は「世界基準(標準)」とも言えるコンセプトなのです。
日本(特に東京や関西のような大都市)でも、これから「ビオ&ローカル」の流れになっていくといいですね。「アバロッツ」の存在が、そういう時代の流れに変わるキッカケになってくれると期待しています。
・カリフラワーのブルーテ ニンニク風味のパン
カリフラワーのブルーテ ニンニク風味のパン
・コロダイ 菊芋と大根 アンチョビ・アリオリソース
コロダイ 菊芋と大根 アンチョビ・アリオリソース
・大和ポーク ポレンタと白ネギ ハーブエッセンス・ブイヨン
大和ポーク ポレンタと白ネギ ハーブエッセンス・ブイヨン
川島シェフならではの精妙な火入れで柔らかく仕上げられた大和ポークは、それだけでも十分な美味しさがありますが、ローズマリー・タイム・トリュフの馨しい香りが付与されたスープが、味わいのインパクトを増大させます。スープをたっぷと吸い込んだポレンタや白ネギも名脇役。奈良のテロワールと、シェフの個性が感じられる唯一無二の逸品と言えるでしょう。
・ベイクド・チョコレートケーキ 奈良産の柿のフォンダン スモーキージェラート
ベイクド・チョコレートケーキ 奈良産の柿のフォンダン スモーキージェラート
コンセプトは「有機」「ローカル」「自由」
奈良産の紅茶
注) 2018年現在、「アバロッツ」は閉店し、新たに「コムニコ」というレストランがオープンしています。当記事は「アバロッツ」時代の記事となります。ご注意くださいませ。