” アイドルのカバー曲”のイメージを一変させる実力
今年最後のAll Aboutアイドルは、ガイドが2015年に最も期待しているグループ“アイドルネッサンス”を取り上げます! ユニコーンや真心ブラザーズ、木村カエラなどの人気ミュージシャンが多く所属するアーティスト事務所・ソニー・ミュージックアーティスツ(以下、SMA)が、40年目にして初めて手がけたアイドルグループがアイドルネッサンスです。最新シングル『太陽と心臓/初恋』より。白い制服がトレードマークの7人です。
彼女たちの他にないコンセプトは「名曲ルネッサンス」。古今東西の名曲を発掘し、パフォーマンスする……といってもただのカバーじゃありません。彼女たちが取り組むのはベースボールベアーの『17歳』、東京スカパラダイスオーケストラの『太陽と心臓』、ユニコーンの『PTA~光のネットワーク』、岡村靖幸の『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』といったSMA所属アーティストが手掛けた名曲たち。それらに7人の少女たちがデビュー半年らしいフレッシュさと、半年らしからぬパワフルな歌とダンスで原曲にあらたな血を注ぎこむのです。
今回の写真は12月14日に行われた『スマイルネッサンスvol.2』より。
なにしろメンバーの7人がとにかく魅力的! コーラスワークと生トランペットが自慢のリーダー・橋本佳奈、中1ながらMCが得意でしっかり者の宮本茉凜、グイグイ前に出るパフォーマンスで一度見たら忘れさせない百岡古宵、情感たっぷりのボーカルは既にアイドル界随一と評判の石野理子、天然ボケ気味も妹キャラが愛らしい南端まいな、熱いダンスと沖縄生まれのビッグスマイルが魅力の比嘉奈菜子、しなやかなダンスとハイテンションMCの副リーダー・新井乃亜。
そのパフォーマンスは時に切なげ、時に爆発的に明るくと、見せ方は変われど、とにかくステージに立っている彼女たちはとにかく楽しそう! そのほかにないきらめきを見て、まさに中毒状態のファンが増加中なのです。
この日はリーダーの橋本佳奈ちゃん(中央)の生誕イベントとあって、ライブでは彼女が大フィーチャー。
グループとしてのデビューは今年5月。夏に行われたTOKYO IDOL FESTIVALなどのフェスやイベントを機に注目を集めだし、7~8月にAKIBAカルチャーズ劇場で行われた5グループ対抗形式の「夏の新人公演」で優勝。そこで勝ち取った定期公演「アキバで頑張るネッサンス!!」を秋から行ってきました。
また10月からは自主企画「スマイルネッサンス」もスタート。12月に行われたVol.2では橋本佳奈の生誕祭も行われ、「彼女が自分の殻を破り、表現の楽しさを知った曲」である『One Night Carnival』(氣志團)をメンバーをダンサーに従えてソロで歌ったり、『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』を後半彼女のトランペットが鳴り響くスペシャルバージョンで披露など、この日ならではの要素がいっぱい。こうした仕掛けや曲の選曲、ダンスの振付など裏方の部分も高く評価する人も少なくありません。
最新シングル『太陽と心臓』でもトランペットを披露する橋本佳奈ちゃん。この日2曲目となるトランペット演奏曲の初披露でした。
そんなアイドルネッサンスの今年の活躍の振り返り、そして先日発表されたT-Palette Records入りなど来年の展開について、プロデューサーである照井チーフにインタビューを行いました。後半から御覧ください!
2015年最注目グループ!アイドルネッサンス後半はこちら
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