ひとつの動画をさまざまな再生スタイルで楽しめる
撮影は本体だけでもできますが、スマートフォン専用アプリを使って、連動させると、撮影画像を確認しながら撮影できます。専用アプリは、もちろんワイヤレスリモコンとして使えます。三脚などに設置し、定点カメラとしても使えたりします。NFCに対応したスマートフォンなら、ペアリングも簡単。かざすだけでSP360を起動させ、接続もできるのが超便利です。
スマートフォンを使って撮影する場合は、いくつかの表示モードを選ぶことになるのですが、保存されるデータは同じなので、再生時には好きなモードで見られます。ですので、撮影時のモードはあまり気にしなくても大丈夫です。
表示できるモードは、ドーム、フロント、セグメント、リング、パノラマから選べます。また、PCのソフトを使う場合はさらに表示できるモードが増え、グローバル、ドーム、フロント、セグメント、クアッド、リング、パノラマ、エクストラクション、スローアウトの10種類から選べます。PCのソフトについては後述しますので、そちらを参照してください。
■表示モードの作例
- グローバル
球体を円で再現した映像。正面から撮影すると、ドアの覗き穴のような感じの映像で再生される。 - ドーム
プラネタリウムのドームに映し出される感じで、全方位画像が表示される。真上からだとグローバルと似た感じだが、扇型のような感じで真横などからも楽しめる。 - パノラマ
横方向に周囲をぐるっと360度表示する。右端と左端が接続する。 - セグ
パノラマを2分割して、上下に配置したスタイル。上段の右端が下段の左端と繋がり、下段の右端が上段の左端に繋がる。 - リング
パノラマの両端を接続し、リング状にしたもの。内側と外側で見た感じが違う - クアッド
セグと似ているが、4つに分割されている。イメージ的には前後左右にそれぞれカメラを配置し、合成した感じ。