能舞台は決まり事も多く、普段の舞台とは勝手の違う部分も多々あると思います。作品はどの程度アレンジされるのでしょう? 能舞台をステージにする上で、困難な点や驚き、期待感などありましたらお教えください。
『土蜘蛛』(C)生原良幸
『眠りの森の美女』のヴァリエーションについては、日本に行ってからのアレンジになりますが、渡り廊下のような長いソデを生かしたいですね。
私自身ヨーロッパでもこのくらい小さな会場で踊った経験はありますが、やはり能舞台となると意識も違ってきます。日本文化の伝統的な場で異文化のバレエをどう表現できるか、とても興奮しています。
(C)Hidemi Seto