入浴時に使える掃除道具を配置しておこう
道具選びひとつで、掃除の機会はひろがります。
これは、こちらでも紹介した、時短家事の道具選びの三原則に合わせて選びましょう。
- 片手で使えて
- 手が汚れず
- 出しっぱなしにできるデザイン
- よく使う場所から5歩以内
- 平行作業域に
- ワンプロセスで手に取れる
に配置します。
洗剤は特別なものを使う必要はありません。ボディソープやシャンプーがあれば十分です。髪の毛を洗ったときに出る泡を使って、リンスをしている間にブラシでちょこちょことこすっておけば、日常のたいていの汚れは落ちてしまいます。
足を濡らして掃除するのが億劫で、汚れを放置してしまうと、あとになってカビ取り剤などの強い洗剤を使うことになります。汚れは早いうちに、ささっと落としておきましょう。こうした習慣が、結果的に時短につながっていきます。
浴槽掃除はお風呂を出るときに
すぐ手に取れる場所に、きれいで清潔な道具を
水面近くをこする程度であれば、お風呂のお湯を洗濯に転用する家庭でも、お風呂ポンプのフィルターが水垢をろ過するので支障はありません。掃除道具が浴室にあるのがいやだという人もいますが、デザインがよく清潔な道具を選べば、抵抗感も少なくてすみます。また、浴室専用の洗剤を使うのをやめ、無添加の液体石けんや、シャンプーやボディソープ類を転用することで、洗剤特有のにおいへの抵抗感も減ります。
入浴剤のかわりに、重曹をカップ1杯ほど入れて入浴をすると、保温効果があるばかりでなく、水垢が落ちやすくなる効果もあります。このあたりのアイデアはまた改めて。