タクシーで台湾・台北市内を移動する
タクシーは土地勘のない旅行者の強い味方
乗るとき気をつける事は? 乗らない方がいいタクシーって? お金を余分に取られるときってどういう時? など、台北のタクシーに乗る前に知っておきたい基礎知識です。
<目次>
台湾・台北のタクシー料金
6~23時……最初の1.25kmを初乗り70台湾元(約248円)、その後250mごと、または時速5km以下で1分40秒ごとに5台湾元(約17円)加算。23~6時……昼間料金に20台湾元(約71円)の追加料金が加算。
電話でタクシーを呼んだ場合は10台湾元加算されます。荷物を後方トランクに積んだ場合も10台湾元加算されますが、後方トランクに関しては請求しない運転手さんが多いです。
台湾のタクシーは手動開閉なので手で開けて乗車する
タクシー料金をヨウヨウカーで払うことが可能なタクシーも増えている
地図を見せるよりも、住所を見せたほうが分かります。ただしホテルカードやガイドブックの住所は文字が小さすぎて読みにくいので、手帳に大きな字で書き写したり、スマホでスクリーンショットしておくと読みやすくてすぐ発進できます。
台湾のタクシーのドアは、手動開閉なので、手で開けて乗車しましょう。走り始めたらメーターが動いているか確認を。メーターが動いてなければ着いたあとで運転手に言い値を請求されても反論できません。
台北は一方通行が多いので、やむを得ずぐるっと遠回りすることがあります。また台北は道幅が広いので目的地が通りの向こう側だった場合、大きく回ってUターンしなくてはならない場合があります。
ホテルの前や道の角で待機しているタクシーは25元くらい上乗せされることもあります。そういうのが嫌な人は流しのタクシーを捕まえるほうがいいでしょう。
シートベルトなしは罰金の対象に!
シートベルト未着用の罰金は最高4500台湾元(15975円)
シートベルトを着用していないことが警察に見つかると罰金になりますが、それを支払うのはお客である私たち! 運転手に「着用してほしいとアナウンスを流した」とか「車内にもそう掲示してある」、と言われたら払わざるを得ません。面倒がらずにシートベルトは着用しましょう。
タクシートラブルを避けて乗車するためのコツ
台湾では深夜に女性一人でタクシーに乗るのは避けた方が無難。現地の女性も21時を過ぎれば、1人でタクシーに乗らない人が多いんです。どうしても1人で乗らなくてはならない時のために、トラブルを少なくする深夜タクシーの選び方、乗り方を覚えておきましょう。コツは以下の2つ。- 利用したレストランやバーで配車を頼む
- 流しのタクシーは大手タクシー会社を狙って乗車
しかし一部の店ではタクシー配車を頼めないので、その時は自分でタクシーを呼ぶか、流しのタクシーを拾うしかありません。道で流しのタクシーを拾う場合はタクシーの屋根のランプ、またはドア部分に注目を。そこにタクシー会社の名前がしっかり書かれているタクシーを選びましょう。
「台湾大車隊」や「大愛計程車」といった台北の大手タクシー会社が安心。屋根ランプ部分に黒字で「TAXI」とか、「個人」と書いてあるものはなるべく避けましょう。
深夜タクシーの防犯対策
夕方の渋滞時間はMRTの方が早く到着する事もある
ちなみに配車料金はプラス10台湾元(約35円)、23~早朝6時までは深夜料金でプラス20台湾元(約71円)かかります。深夜料金はメーターに反映されず、運転手さんが口頭で20台湾元プラスした額を言いますが、ふっかけられている訳ではないのでご安心を。
<おすすめタクシー会社(電話は中国語のみ)>
- 台湾大車隊 TEL:405-88-888、携帯からかける場合55688
- 大愛計程車 TEL:(02)8787-3002
uberってタクシーと比べてどうなのか?
uberも上手に使って楽しい旅を
- クレジットカード払いが可能
- 車内が綺麗な車が多い
- 料金が、回り道されたりぼられる心配がない
- 少し料金が安い
・配車の時間プラス車が来るのを待つ時間を考えると、道で走っているタクシーを捕まえた方が早い
・現在地を入力し間違えると車に出会うまで時間がかかって面倒
というのが当ガイドの感想です。旅の最後のほうで手持ちの台湾元が足りるかどうか不安になるときには、使える手段だと思います。
九ふんへ行く途中、駅で客引きをしているタクシーはぼったくり?
瑞芳駅近くで客引きをしているタクシーは、ぼったくりタクシーなのか? という噂については>>>台湾のタクシートラブル へ以上、台湾タクシーの乗り方でした!
※1台湾元=3.5円 2019年11月時点(編集部調べ)
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