東京都内で、“オトナ合コン”に最も適したスポットは「恵比寿」
みなさま、コンバンハ。All About「男の夜遊び」ガイドの山田ゴメスと申します。
前回の記事オトナ合コンで見直すべき「お店選びのセオリー」では、“オトナ合コン”を開催する際の、お店選びのポイントについて、私なりの持論を展開してみました。そこで今回は、より論点を絞り「オトナ合コンに最適なスポット」について、できるかぎり客観的な目線から、お話ししたいと思います。
結論から申しますと今、もっともフラットな“オトナ合コン”が多く開催されているスポットは「恵比寿」です。
銀座でも六本木でも西麻布でも、もちろん新宿でも渋谷でも池袋でもありません。
銀座はカタすぎ、六本木はコワすぎ?
まず、なぜ銀座・六本木・西麻布ではないのか?たしかに、銀座は一昔前「オトナ合コンのメッカ」と称されたスポットですが、いかんせん「街の空気がカタギの人たち、つまりちゃんとしたスーツを着たサラリーマンやコンサバな女子しか寄せ付けない」という側面も一部では指摘されていました。
一方で六本木・西麻布は、カタギの人たちからすれば少々おっかない、敷居の高い、つまり「なんか真っ当じゃない手段で、真っ当じゃない額面のサラリーを得ている人」ばかりが集うスポットというイメージが拭いきれません。
まさに「帯に短しタスキに長し」。そして、これらのちょうど中間をイイ具合に突いているスポットが恵比寿なのです。
新宿・渋谷・池袋は便利すぎ!
では次に、なぜ新宿・渋谷・池袋ではないのか?たしかに、都内の超主要ターミナル駅を有するスポットである新宿・渋谷・池袋が交通面ほかにおいて非常に便利なのは事実です。けれど、オトナ合コンを開催するにはいささか便利すぎなのが難点でもあります。“便利すぎるスポット”にはお金と情報のないスジの悪い若者たちが集まりがちで、そんな彼ら彼女らの傍若無人な振るまいが街の雰囲気を台無しにしてしまうからです。
仮に、あなたがこれらのスポットで、“らしくない”素敵なお店を知っていたとしても、この難点に変わりはありません。帰り道や、二次会になだれ込む場合、やはりこのようなバッドな空気に触れることは避けられないのですから。
そういう意味で、山手線上にあって渋谷にも新宿にも六本木にも近く、さらには池袋だって埼京線を使えば10分少々という、恵比寿の“ほどほどな便利感”が、アダルトな男女にとって、最適なスポットとなるのです。
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