ベースメイク/ファンデーションの塗り方

リキッドファンデーションの仕上げ方!美肌に仕上げる方法とは

リキッドファンデーションは、使用する量で薄づきからしっかりメイクまでカバーでき、使い方次第で、プロ仕様の肌も夢ではありません。正しいリキッドファンデーションの使い方を知って、美肌に仕上げましょう!

執筆者:黒木 絵里

リキッドファンデーションは、使い方次第でプロ仕様の仕上がりに!

内側から輝く仕上がりに

内側から輝く仕上がりに

メイクの要は「ベースメイク」といっても過言ではありません。リキッドファンデーションは、プロの間でも使用している人が多く、薄づきなメイクからしっかりメイクまで幅広い質感をつくることができるファンデーションです。また、形状が液体ということもあり、内側から潤いが満ち溢れるみずみずしいベースメイクをつくることができます。

使い方次第でプロ仕様のベースメイクも夢ではない、「美肌に仕上げる、リキッドファンデーションの塗り方」を、紹介していきます。
 
<目次>
 

顔の中心エリアを主にカバーする

顔の中心の逆三角形エリア

顔の中心の逆三角形エリア

個人差はありますが、メイクでカバーしたい肌トラブルは、主にこの逆三角形エリアに集中していることが多いものです。この逆三角形エリアをしっかりカバーし、フェイスラインは、塗った手についている残りのファンデーションを伸ばす程度で十分です。

このように、ファンデーションで濃淡をつけることで、自然な立体感が生まれます。
 

1.化粧下地でベースを整える

化粧下地は肌に合ったものを

化粧下地は肌に合ったものを

スキンケアで肌を整えたら、化粧下地を塗っていきます。前回、「パウダーファンデーションの塗り方……美肌を極める!」でも紹介しましたが、化粧下地は、ムラなく薄く均一に塗ることが大切です。

化粧下地の種類は様々なので、自分の肌質に合った物、もしくは仕上げたい質感に必要な化粧下地を選びましょう。
 

2.リキッドファンデーションは、手でなじませてから肌にのせる

ファンデーションは手のひらでなじませます

ファンデーションは手のひらでなじませます

リキッドファンデーションは、容器から出したものをそのまま肌につけるのではなく、手に出したら混ぜてなじませます。体温が加わることによって、ファンデーションがなめらかになり、肌に密着しやすくなります。
 

3.リキッドファンデーションの塗り方(手で塗る方法)

ファンデーションは中央から外側に放射状に塗っていきます

ファンデーションは中央から外側に放射状に塗っていきます

顔の中央からフェイスラインにかけて、放射状にリキッドファンデーションを塗っていきます。まずは、逆三角形のエリアを塗っていき、それ以外の場所は、塗った手に残っているリキッドファンデーションを伸ばします。

目元や口元の細かい部分も、忘れずに塗りましょう。

リキッドファンデーションを手で塗る方法は、ファンデーションが体温で温まることで、伸びと肌への密着度があがるというメリットがあります。また、塗る分量を手で感じることができるので、微調整しやすいということも、メリットの1つといえるでしょう。
 

4.リキッドファンデーションの塗り方(ブラシで塗る方法)

ブラシを使うと均一に塗ることができます

ブラシを使うと均一に塗ることができます

ブラシにリキッドファンデーションをなじませたら、手で塗る方法と同様に、顔の中央からフェイスラインにかけて、放射状にブラシを動かしていきます。キャンバスに色を塗るように、丁寧に塗りましょう。

小鼻や口角などの細かい部分も、ブラシを使うことでしっかりと塗ることができます。

ブラシで塗る方法は、手で塗る方法と違い、ムラなく均一にファンデーションを塗りやすいというメリットがあります。
 

5.スポンジで叩いて、密着度アップ

ソフトタッチで叩きます

ソフトタッチで叩きます

ファンデーションを綺麗に塗ったら、スポンジを使って優しく叩いていきます。

その際は、何もついていないスポンジに、手に余ったファンデーションを少量なじませる事を忘れずに!
スポンジは、何もついていない状態で使用すると、せっかく塗った必要なファンデーションを吸い取ってしまうことがあるため、適度にファンデーションをなじませておくことで、ファンデーションの余分な油分を取り、ファンデーションの肌への密着度がアップさせることができます。

ここでしっかりと密着させることで、化粧崩れ防止になります。また、叩き込むとツヤが出てくるのが、リキッドファンデーションの特徴です。
細かい部分も忘れずに

細かい部分も忘れずに

細かい部分は、スポンジの角を使用する
目元や小鼻、口元などの細かい部分は、スポンジの角を使って丁寧に叩き込んでいきます。特に崩れやすい部分なので、忘れずに行いましょう。
 

6.コンシーラーでカバーする

コンシーラーは小さめのブラシで

コンシーラーは小さめのブラシで

ファンデーションでカバーしきれなかった部分を、コンシーラーを使用してカバーしていきましょう。

例えば、目元のクマや口元のくすみなど、少量のコンシーラーをブラシになじませ、少しずつカバーしていきます。最初から多量につけてしまうと、厚化粧や化粧崩れの原因になるので気をつけましょう。

コンシーラーを塗るブラシは、微調整がききやすいので小さめサイズの物を使用するのがオススメです。
 

7.パウダーをのせて仕上げる

ブラシを使って透明感のある仕上がりに

ブラシを使って透明感のある仕上がりに

ルースパウダーであれば、ブラシにパウダーを適量なじませたら、平らなところに置いたティッシュの上で余分なパウダーを落としてからのせていきます。

プレストパウダーであれば、クルクルとパウダーを適量なじませ、手の甲で軽くませてからのせていきます。パウダーを取りすぎたようであれば、ブラシを手の甲で軽く叩いて、余分なパウダーを落としてから塗りましょう。

ブラシの動かし方は、1番カバーしたい部分を優先的にブラシを置き、顔の中央から外側に向かってブラシを動かします。

全体的にパウダーをのせたら、ブラシを手の甲で叩きパウダーを落としてから、顔についた余分なパウダーをはらいます。この一手間を加えるだけで、仕上がりに差が出るので、忘れずに行いましょう。
 

8.完成

しっかりカバーはしていても、厚ぼったくなく、自然なツヤで透明感のある美肌に仕上がりました。
ナチュラルなツヤ感のある仕上がりに

ナチュラルなツヤ感のある仕上がりに

乾燥肌でも使いやすいリキッドファンデーション。上手に使って、新生活を美肌で迎えましょう!

【関連記事】
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気のベースメイク用品をチェック!楽天市場で人気のベースメイク用品をチェック!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    (ミーコ)明日きれいになれる!ビューティ特集&コラム

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます