観光客向けのカントー市場
ワンフロアだが土産物店が充実している
カントー川沿いに建つ「カントー市場」。中は天井の高い開放的な空間となっていて、ワンフロアながらお土産を扱う店が数十並んでいます。お馴染みのチープ雑貨から刺繍物、洋服やアクセサリーといった服飾まで充実しています。また、レストランも併設し、メコンデルタ料理を楽しむことができます。
人々の日常の一コマを覗ける
カントー市場から歩いて南下すると、徐々に人々の活気が漂ってきます。青空市場が通りの両脇に広がり、さらに進むと「タンアン市場」があります。カントー市場とは異なり、こちらは食品や生活雑貨の市場。カントーに住む人々の生活を垣間見ることができます。
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■カントー市場
住所:Cho Can Tho Hai Ba Trung St. Dist.Ninh Kieu. Can Tho
営業時間:5:00-24:00(店によって異なる)
ナイトマーケット
毎夜開催されている
カントー市場前の広場では、毎夜6時半頃からナイトマーケットが開催されます。ボーヴァンタン(Vo Van Tan)通りにはジーンズや洋服、アクセサリーといった服飾を扱う店が並び、ファンボイチャウ(Phan Boi Chau)通りとファンチューチン(Phan Chu Trinh)通りにはB級グルメを扱う屋台がそれぞれ軒を連ねます。また、カントー市場も夜遅くまで営業しているので、涼しくなる夜の時間にお土産を物色するのもおすすめ。カントー川沿いに並ぶベンチに腰掛けて屋台グルメを堪能しましょう。
カントーの名物料理を堪能
ベトナム人はなぜか鍋が大好物
カントーの名物料理は「メコン川で獲れる川魚」、「ブン」、「フーティウ」の三つが挙げられます。いずれも食堂で食べる民間食です。特におすすめはブン。フォーと同じく米粉の麺料理ですが、実はベトナム人にとってはフォーよりも馴染みのある国民食です。カントーでは「マム(Mam)」と呼ばれる塩辛いスープにつけて食べる「ブン・マム(Bun Mam)」や鍋料理の「ブン・ラウ(Bun Lau)」が名物。
また、フーティウは歯ごたえのある米粉麺。カントーで作られるフーティウはもっちりとした食感で、ベトナム人に支持されています。こちらも食堂や屋台で気軽に食べることができます。
夜の10頃まで人で賑わう
カントー市内中心を走るホアビン(Hoa Binh)通りから一本道を逸れたところにあるデタム(De Tham)通りは、食堂や屋台が軒を連ねる食堂街です。店はメコンデルタ料理やベトナム全土で食べられる定番料理、中華系料理などバリエーションに富んでいます。昼よりも夜の方が活気があるので、食事はここで済ませるのがガイドのおすすめ。
ミーカン・ツーリスト・ビレッジ
メコンデルタの自然を体験できる
ミーカン・ツーリスト・ビレッジはカントー市内からタクシーで30分ほど走ったところにある複合施設です。犬や豚のレースや猿回し、ワニ釣り、お化け屋敷、果樹園、カヌー、プールといったアトラクションを楽しむことができ、事前に申し込めばベトナム人家庭でのホームステイも可能。また、宿泊施設もあり、バンガローで一夜を過ごすこともできます。
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ミーカン・ツーリスト・ビレッジ(Lang Du Lich My Khanh)
住所:335 Lo Vong Cung St. Xa My. Can Tho
TEL:0710-3846-260
営業時間:早朝~17:00頃まで(施設によって異なる)※宿泊者は~22:00頃までレストランの利用可能
入場料:大人3万ドン 子供2万ドン ※宿泊者は無料