海外旅行保険の見積もり例を一覧で比較
海外旅行保険の商品比較
2014年12月の海外旅行保険の比較一覧をまとめて紹介します。
海外旅行保険を比較・選択する前に確認しておきたいポイント
海外旅行保険は渡航先や目的、保険期間、補償内容、年齢、既往症の有無、危険なスポーツをするしないなどで細かい条件設定が変わります。この記事の比較表では6日程度ハワイを観光する前提で比べていますが、前提条件が変わると保険料や保険引き受けの有無なども変わってくると考えてください。
70歳以上の場合だと保険金額の制限をも設けたり、加入に制限をするケースもあります。既往症などがある場合も同様です。
海外旅行をするにあたり、個別の状況や考慮しなければならない事情は色々あるはずですので、そのあたりも含めて比較検討してください。
海外旅行保険の比較一覧
それでは、各社の海外旅行保険について確認しましょう。原則、下記の契約条件をもとに試算していますが、保険金額を同一にして計算できないケースでは、なるべく近い形の設計で試算を入れています。また、保険料だけで判断せず、補償内容や条件が変わると各社の保険料の有利不利も変わると認識してください。
【契約条件】ハワイ6日間
傷害死亡 1000万円
傷害後遺障害 1000万円
治療・救援費用 1000万円
疾病死亡 1000万円
賠償責任 1億円
携行品損害 30万円
航空機寄託手荷物 10万円
海外旅行保険の各商品のポイントは?
1:あいおいニッセイ同和損保インターネット専用eとらべる海外旅行保険で以前よりも保険料が割安になった。ペット預入延長費用を付帯も可能。三井住友海上同様にリピーター割引がある。
2:au損害保険
保険期間と人数でシンプルに保険料の試算が可能。補償内容も3つのセットプランのみ。自由設計はできないが、あれこれ調べたり考えたりするのが面倒な人に合うシンプルな仕組み。
3:エイチ・エス損害保険
ネット専用海外旅行保険「スマートネッとU」は、旅行の目的地ごとに保険料を設定し、保険金を原則15営業日以内に支払い。保険期間の延長もネットから手続きが可能。対象は18歳以上69歳以下。条件が合うなら保険料は安い。
4:AIU保険会社
出発前の既往症・持病や緊急歯科治療費用が保険期間31日までの場合に補償。また、負担が大きい治療救援費用の補償額を無制限にできるプランもある。他の補償の付帯がいくつかあり、手厚い補償充実タイプ。
5:エース損害保険
通常の海外旅行保険のプランと、クレジットカード付帯補償に上乗せするシフトアッププランがあるのが特徴。
6:ジェイアイ傷害火災保険
ネット専用リスク細分型海外旅行保険「t@bihoたびほ」はウェブで契約、期間の延長や短縮・解約、旅行先の変更や出発日の変更まで可能。条件が合うなら保険料は優位性がある。
7:損害保険ジャパン日本興亜
2014年9月より新会社となり、「新海外旅行保険off!」になったが従来の商品を踏襲している。旅行先ごとに保険料が変わり、保険期間1日刻みで保険料が設定されている自由設計型の海外旅行保険。中長期滞在だと優位性が高い。
8:東京海上日動火災保険
緊急時の現金の手配、電話通訳、クレジットカード・パスポートの紛失や盗難サポート、ホテル・航空券の予約・手配のサービス、医療相談サービスも付帯など各種サービスが充実しているタイプの海外旅行保険。
9:富士火災海上保険
富士火災情報局で現地の詳細情報の閲覧ができる。世界55都市に日本語での事故や旅行中のトラブルの相談ができる窓口あり。
10:三井住友海上保険
インターネット契約専用の「@とらべる」で保険料が割安に。従来型の三井住友海上海外旅行保険との比較で保険料平均40%オフ。また5%オフのリピーター割引制度もあり。
1年ぶりに海外旅行保険の比較記事の更新をしましたが、変わっている損保もあれば特に変更がないところもあります。いずれも海外旅行保険の売りにするポイントはそれぞれ違います。
また予算もあるでしょうが、何かあったときにどのような体制になっているかも重要な海外旅行保険選択のポイントです。個別の状況をよく確認して、もしものときに極力ストレスが少なくなるようにしておきましょう。