4Kテレビ最新トレンド~2014年秋・冬、もう買い時だ!
家電店では、売り場の目立つ場所に4Kテレビがズラリ!50型以上の大画面テレビを買うなら、すでに「4K」が標準と言っても過言ではありません。トレンドを把握して、あなたにピッタリの1台を見つけてください。■トレンド その1 <4Kコンテンツが続々登場!>
「4Kテレビって言っても、4Kコンテンツが無い!」、2014年の春まではそんな状況でした。しかしその後、CSデジタル衛星放送で4K試験放送が始まり、今秋にはインターネット経由のVODサービス「ひかりTV4K」がスタート。2015年には、BSデジタル衛星で4K試験放送の開始も予定されています。
これらの映像を見るには、別途専用のチューナーまたはセット・トップ・ボックスが必要です。しかし、テレビは一度買えば10年程度使うもの。今買うなら、今後の4Kコンテンツ増加を見越して、4Kテレビを買うのがスタンダードなのです。
■トレンド その2 <より色鮮やかに!>
4Kは、フルHDの4倍高精細……と画素数の多さに注目されがちですが、実は規格では色も鮮やかになっています。それに応じて、テレビもより色鮮やかな表示ができる「広色域」対応製品が増えているのです。
今後、4Kコンテンツが増えれば「広色域」に対応したコンテンツも増える見込みですので、テレビ選びの際は「広色域」にも注目すべきでしょう。
■トレンド その3 <価格下落!50型クラスが狙い目!>
4Kテレビの価格は、登場当初の「100万円」から、今や40万円以下まで下がりました。その理由として、時間の経過による価格下落もありますが、登場当初は65型~85型もの超大画面しか選べなかったのに対し、今では、40型~60型の製品も多く登場していることが挙げられます。特に1インチ(型)あたりの単価は、画面サイズが小さい方が低く、50型クラス未満だとお買い得感も非常に高くなっています。
各社のラインナップと特徴
各社の4Kテレビラインナップと、それぞれの特徴を見て行きましょう。皆さんの用途や好みに応じて、ピッタリの1台を見つけてください。■「レーザー」で鮮やかな色彩 〈三菱 REAL LS1シリーズ〉
4Kテレビで出遅れた三菱電機が満を持して投入する、バックライトに赤色レーザー光原を利用した、世界初&唯一の液晶テレビ。4K時代の広色域を支える光原は、レーザーが有力!深く濃く鮮やかな色彩美を堪能したいなら、三菱で決まりです。
画面の両端に鎮座する大型で高音質のDIATONEスピーカー、シンプルで洗練されたデザインも人気のポイントでしょう。
画面サイズは、65型と58型をラインナップ。
■どこから見ても色鮮やか 〈パナソニック ビエラ AX900シリーズ〉
液晶テレビは斜めから見ると色が薄くなりがちですが、AX900シリーズは、視野角特性に優れたIPS液晶を採用。つまり、広色域で色鮮やかな映像が、正面からでけでなく、斜めからも堪能できるのです。テレビを取り囲んで視聴するファミリーのリビングにおすすめです。
画面サイズは、65型と55型をラインナップ。
■初の4Kチューナー内蔵テレビ 〈東芝 レグザ Z10Xシリーズ〉
世界で初めて4Kテレビを製品化した先進的な東芝が、またもや業界初で4Kチューナー(4K放送対応スカパー!チューナー)搭載モデルを投入。現在放送の主流である「地デジ」を高精細かつ色鮮やかに再現する能力にも定評があります。
画面サイズは、65型、58型、50型と豊富にラインナップ。50型ならお値段も手頃です。
■独自の液晶技術で色鮮やか 〈シャープ AQUOS US20ライン〉
液晶テレビで人気のシャープAQUOS。4Kテレビのラインナップも豊富です。2014年10月に新発売されたUS20ラインは、手軽な価格も魅力です。広色域に加え、「リッチカラーテクノロジー」により、色鮮やかさとナチュラルさを両立。大型のスピーカーを搭載し、クリアで聴き取り易い音質も魅力です。
画面サイズは一般家庭のリビングと馴染みの良い、60型と52型をラインナップ。
■春モデルながら、画質で定評 〈ソニー BRABIA X9500Bシリーズ〉
ソニーは秋に新モデルを投入しませんでした。しかし、ソニーが磨いてきたテレビとしての基礎体力は高く、画質力に定評があります。発売から時間が経ち、お買い得価格になっているのもポイント。
画面サイズは70型、65型、55型、49型と豊富にラインナップ。
さいごに
今回は、お買い得感が高く、一般家庭のリビングに馴染みの良い50型クラスをご紹介しました。他にも、各社では、画質に拘った大画面の超高画質モデルから、小型でシンプル機能の比較的安価な製品もラインナップしていて、ユーザーの予算、用途、好みに応じて選べます。2014年の秋・冬にテレビを買うなら、「4K」で決まりです!