クリスマスマーケットのお土産にもおすすめなドイツのお菓子

クリスマスマーケットのお土産に!ドイツのお菓子を大特集2019

シュトレンのほかにもドイツにはクリスマスのお菓子がいっぱい。アドベントに少しずつ楽しみながらクリスマスを迎えます

<目次>
クリスマスはドイツ人にとってとても大切な行事です。クリスマスを迎える準備期間アドベント(待降節:クリスマス前の4週間)はドイツが一番輝く季節。各地でクリスマスマーケットが立ち町全体が温かい雰囲気に包まれます。

アドベントはドイツ菓子の本領発揮ともいえる季節。ドイツの伝統菓子にはクリスマスと結びついたものが多く、この時期になるとコンディトライ(お菓子屋さん)やベッカライ(パン屋さん)、デパートやスーパーのお菓子売り場に様々なクリスマス菓子が並びます。
スーパーのクリスマスコーナー

スーパーのクリスマスコーナー

ドイツでは11月後半にアドベント期間が始まり、12月に入ると家族や友人が集まりクリスマスクッキーを大量に作るのが伝統です。アドベントの週末ごとにアドベンツクランツ(キャンドル)に一つずつ灯をともしクリスマスを迎える準備をします。

クリスマス菓子は日持ちするものが多いのでお土産にもおすすめ。ドイツのクリスマス菓子とグリューワイン(ホットワイン)でアドベントのお茶会やパーティを開いてみませんか?

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クリスマスマーケットやスーパー…クリスマス菓子が買える場所

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美味しいクリスマス菓子なら町で人気のコンディトライへ。アドベントの時期は賑やかな飾りつけを見るのも楽しみです

■コンディトライ(お菓子屋さん)
まずは町のお菓子屋さん、コンディトライ(Konditorei)をのぞいてみてください。手作りの美味しいクリスマス菓子がたくさん並んでいます。趣向を凝らした飾りつけを見ているだけでもウキウキしてきますよ。

■ベッカライ(パン屋さん)
ドイツのシュトレンはパン屋さん(Bäckerei)で作られることが多いです。チェーン店よりも個人経営の手作りパン屋さんの方がおいしいのでぜひ探してみてくださいね。

■スーパー、デパート
スーパーやデパートのお菓子売り場ではクリスマス特設コーナーにクリスマス菓子がてんこもり。専門店のお菓子にくらべると値段がうんと安いのでばらまき土産にぴったりです。最近は9月頃から早々とクリスマス菓子を置くスーパーもあるので秋の旅行でも見つかる可能性大です。

■ドラッグストア
ドラッグストアのクリスマス菓子

ドラッグストアのクリスマス菓子もおすすめ。写真はドイツの大手ドラッグストア「dm」

スーパーと並ぶドイツのお土産の宝庫ドラッグストアにも季節になるとクリスマス商品が登場。ドイツの2大ドラッグストアチェーン「デーエム(dm)」「ロスマン(ROSSMANN)」はどこの町でも見つけやすいはず。特にデーエムは自社オリジナルのビオ食品が充実していておすすめです。

■クリスマスマーケット
クリスマスマーケットのレープクーヘン

クリスマスマーケットのレープクーヘン

クリスマス菓子の定番、レープクーヘンはクリスマスマーケットでも売られています。食用のレープクーヘンのほか装飾用のレープクーヘンも豊富。ハートや星、サンタクロースやトナカイなどカラフルにデコレーションされたレープクーヘンはドイツならではのお土産です。特にニュルンベルクやアーヘンはレープクーヘン(アーヘンではプリンテンと呼ばれる)の名産地。シュトレンの発祥とされるドレスデンのクリスマスマーケットも有名です。
 


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続いて、ドイツの様々なクリスマス菓子をご紹介します。
 

シュトレン(シュトーレン)

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クリスマス菓子の主役シュトレンは姿も味も存在感たっぷり。マジパン入りとマジパン無しのものがあります

ドイツのクリスマス菓子の代表格といえば「シュトレン(Stollen)」(※日本ではシュトーレンとも表記されます)。レーズン、レモンピール、オレンジピールなどのドライフルーツとナッツやマジパン、バターをたっぷり練りこんだ、ずっしり重量感のある発酵菓子です。その分カロリーも高めなので食べすぎには要注意。薄い一切れでも結構食べごたえがあります。粉砂糖で白く覆われた形は、おくるみに包まれた幼子キリストをあらわすといわれています。
薄くスライスしてどうぞ

薄くスライスしてどうぞ

シュトレンの歴史については諸説ありますが、現在のようにバターと牛乳を使用したシュトレンが初めて作られたのは1400年代のドレスデンでした。発祥の地ドレスデンでは毎年シュトレン祭りが開かれ巨大なシュトレンが登場します。

アドベント期間中にシュトレンを少しずつ食べるのがドイツの習慣。だんだん味が馴染んで美味しくなっていくシュトレンを味わいながら、もうすぐやってくるクリスマスを楽しみに待ちます。

ガイドおすすめのシュトレンのお店はこちら
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レープクーヘン

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ドイツのクリスマスの味、レープクーヘン。チョコレートや砂糖がけ、ジンジャーやジャム入りもあります

シュトレンと並ぶクリスマス菓子の定番「レープクーヘン(Lebkuchen)」は、たっぷりのハチミツと様々なスパイス(シナモン、ジンジャー、コリアンダーなど)、レモンピールやナッツが入ったねっちりとした食感の焼き菓子です。レープクーヘンの独特のスパイス風味はドイツの冬には欠かせないもの。あちこちでこの香りが漂ってくるとクリスマスシーズンの訪れを感じます。
お菓子の家もレープクーヘン

お菓子の家もレープクーヘン

レープクーヘンは砂糖やチョコレートでコーティングされた手の平サイズの丸型が一般的ですが、一口サイズやハート型のジャム入りタイプもあり。おやつとして食べられるほか、日持ちがするのでクリスマスの装飾用にも使われます。お菓子の家「ヘクセンハウス(Hexenhaus)」の土台もレープクーヘンでできています。

レープクーヘンの歴史は古く、砂糖がまだ手に入らなかった中世時代にハチミツを使って修道院で作られたのが始まりといわれています。発祥の地とされるニュルンベルクでは、材料の規定によりナッツ量の多い高級品「エリーゼン・レープクーヘン」が名物。ドイツ西部の町アーヘンで作られるレープクーヘンの1種「プリンテン(Printen)」も有名です。

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世界一有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット
欧州トップ10クリスマスマーケットに選ばれたアーヘンとは?
 

クリスマスクッキー(プレッツヒェン)

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アドベントのお茶の時間に欠かせないクリスマスクッキー

ドイツではアドベントの時期になると家族や友人が集まってクリスマスのクッキー「プレッツヒェン(Plätzchen)」を作る伝統があります。星形の「ツィムトシュテルネ(Zimtsterne)」や三日月型の「キプフェル (Kipferl)」ほか、型抜きして焼いた生地にチョコレートやアイシング、ナッツなどで飾り付けをした様々なクッキーを大量に作っておいて、お茶の時間にいただきます。
スペキュロスも定番

スペキュロスも定番

このほかベルギー銘菓として知られる薄い型抜きクッキー、スペキュロスも定番。ドイツでは「シュペクラティウス(Spekulatius)」と呼ばれます。
 

バウムクーヘン

バウムクーヘン

普段はなかなかお目にかかれないバウムクーヘンもアドベントの時期にはスーパーで買えます。

日本でも人気のドイツ銘菓バウムクーヘン(Baumkuchen)。じつは本場ドイツではバウムクーヘンは日常に食べるものではなくクリスマスやお祝いのための特別なお菓子なので、簡単にお目にかかれるものではありません。バウムクーヘンは限られたマイスター(職人の親方)だけが作ることができるため一年中あるお店は多くないのですが、アドベントの時期だけはスーパーにも登場。2~3ユーロとお手頃価格なのでお土産にもいいですね。一口サイズのバウムクーヘン・シュピッツェンもおすすめ。

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バウムクーヘンについてもっと知りたい人はこちらをどうぞ(美味しいお店リスト付き)
>>>ドイツのバウムクーヘン
 

アドベンツカレンダー

アドベンツカレンダー

リッタースポーツにリンツ、ミルカ、ハリボなどドイツの人気菓子のアドベンツカレンダー

子どもがいる家庭で欠かせないのが12月1日から24日までの小窓が付いた日めくりカレンダー「アドベンツカレンダー(Adventkalender)」(※日本ではアドベントカレンダーと表記されることも)。 綺麗なカードになっているものもあれば、中に小さなお菓子が入っているタイプもあります。中身はチョコレートが定番ですが、グミやマジパン、小さなおもちゃなど様々。手作りする家庭も多く、アドベンツカレンダー用のキットが販売されています。
 
アドベンツカレンダー

ANNEMARIE BÖRLINDと Dr.Hauschkaのアドベンツカレンダー。人気なので早めにチェックしよう!

最近は大人のためのアドベンツカレンダーも充実していて、ハーブティーやコスメなど年々バリエーションが増えています。日本でも人気のオーガニックコスメ「ドクターハウシュカ」や「アンネマリーボンド」も登場するので、興味のある人はこの機会にぜひ試してみてくださいね。
 

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