ウクレレとの出会い
ガイド:岡田徹さん、お久しぶりです。本日は、新しいユニット、ウクレニカを代表して岡田さんに12月10日にリリースとなるアルバム『Phases of the moon~UKLENICA meets MOONRIDERS』についてのお話を伺います。先ずは、初体験というか、岡田さんとウクレレの最初の出会いについて教えてください。
Phases of the moon~UKLENICA meets MOONRIDERS (amazon.co.jp)
01. ELEPHANT [シングル]
02. Kのトランク(インスト)[マニア・マニエラ]
03. むすんでひらいて手を打とう [Tokyo 7]
04. ロリータ・ヤヤ [カメラ=万年筆]
05. G.o.a.P[アマチュア・アカデミー]
06. A FROZEN GIRL, A BOY IN LOVE [DON'T TRUST OVER THIRTY]
07. あの娘のラブレター [火の玉ボーイ]
08. 温和な労働者と便利な発電所 [マニア・マニエラ]
09. 滑車と振子 [マニア・マニエラ]
10. ニットキャップマン [シングル]
11. 気球と通信 [マニア・マニエラ]
12. 大都会交響曲 [カメラ=万年筆]
13. Kのトランク(ヴォーカル・ヴァージョン)[マニア・マニエラ](ボーナストラック)
岡田徹 presents UKULENICA(ウクレニカ)トレイラー (YouTube)
岡田:
中学生の頃、ブラバン仲間の友達がお兄さんのウクレレで「南国の夜」を弾いているのを見たのが、最初の出会い。その場でCとかGmを教わったりして…
ガイド:
1991年にリリースされた2枚目のソロ・アルバム『FINE FISHERMAN ON THE FINE BEACH (海辺の名人)』でも、オリジナルのジャケではウクレレを持った岡田さんが写っていますね。本格的に意識してウクレレを作品に取り入れたのは、この辺りからですか?
FINE FISHERMAN ON THE FINE BEACH (海辺の名人) (amazon.co.jp)
岡田:
そうですね、六本木のセディックに7、8人集まってもらって、せぇーので録った記憶があります。ダビングでも何曲か。
ガイド:
あまりにも曲が多いので思い浮かばないのですが、母体のムーンライダーズでのウクレレを使った曲って、ありましたか?
岡田:
たぶんないと思います(笑)。
ガイド:
ウクレレというとアロハシャツでハワイアン音楽というイメージが強いのですが、ルーツはポルトガルなんですね。岡田さんがウクレレに魅せられた理由は?
岡田:
『海辺の名人』のレコーディングに入る前に、たまたまホノルルにあるカマカ(ウクレレの超有名ブランド)の工場直売店で8弦ウクレレを見かけ、衝動買いしてしまいました。ギターでいえば12弦ですね。さそっくホテルのバルコニーで手慣れで弾いてみたら、その響きの遥かなこと、コレにやられました(笑)。