冷え性を改善する献立レシピのポイント
日が落ちるのも早くなり、急に冷え込んできました。特に女性はこれからの季節、冷え症に悩む方も多くいらっしゃるかと思います。体温が下がると免疫力が低下し代謝も悪くなります。また血行が悪くなることで肩こりや腰痛になりやすくなり、体内の老廃物が排出されづらくなります。そうなると様々な症状や病気にかかってしまうことにもなりかねません。冷え性体質を改善するためにも日頃の食生活を見直してみましょう。
冬野菜は体を温めます
根菜の煮物は冬の定番料理
冬野菜を代表であるれんこん、ごぼう、大根などの根菜には特に体を温める効果があります。また野菜に多く含まれるビタミンEには血行を良くする働きがあり、またビタミンCには血液の主成分となる鉄の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持する働きもあります。
香味野菜を活用しましょう
風味や香りも増すお役立ち食材
生姜に含まれる辛み成分ジンゲロール、長ねぎの白い部分に含まれるアリシンは発汗作用を持ち、血行を良くして体を温めます。ニンニクや唐辛子の辛み成分も同様に体を温める効果があります。これからの季節に食べたくなる鍋料理や煮込み料理にぜひ香味野菜を加えてみてください。
血流を良くする鉄分を積極的に
特に女性にはおすすめの食材ばかり
緑黄色野菜、レバー、ひじきなど血行を良くする働きのあるビタミンEや鉄といった栄養素を含む食材を積極的にとることで冷え性だけでなく貧血防止にも効果が期待できます。
調理法も工夫をしてみて
これからの季節食べたくなるあんかけ惣菜
あんかけは片栗粉でとろみをつけることで、料理全体の温かさが逃げず、喉越しを良くする効果が得られます。普段は生野菜で作るサラダも温野菜にしたり、温かいソースやチーズを仕上げにかけたりすることで秋冬仕様の体が温まるサラダにすることができます。ちょっとした工夫、ひと手間をかけることで冷え性改善レシピを展開することができます。
それでは、これらの食材・調理法を活かした冷え性を改善する献立レシピをご紹介します>>